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• 西ブロック
• 2018年08月07日

• 主催：西ブロック
• 開催日：2018年7月31日（火）　10時～11時
• 開催場所：加音西京極作業所

阪急西京極駅からすぐ近くにある、加音西京極作業所さんを訪問しました。

初めに、パワーポイントを使って作業所での一日の過ごし方や、地域の一員としてまち美化ボランティア等の活動をされているというお話を聞きました。その後、作業所内を見学させていただきました。

作業は1階と2階に分かれてされており、1階の作業場では仏具飾りの成形作業やギフトの箱の組み立てをされていました。利用者のほとんどが自閉症の方で、障害特性や症状はひとりひとり違うそうで、それぞれの個性を活かしたお仕事をきっちり丁寧にされていました。
また、自閉症の方は自分の意志を伝えることが苦手な方が多いのですが、作業所内の随所にコミュニケーションを助ける工夫がされていました。

コミュニケーションは苦手でも、音楽や絵画などの創作活動はとっても得意な利用者さん。
加音さんではお仕事だけでなく、クラブ活動（音楽・創作・リクレーション）も定期的に行っておられます。
この日は、音楽クラブのみなさんと一緒にトーンチャイムの演奏をさせていただきました。

参加者全員トーンチャイムに触れるのは初めてでしたが、音楽クラブのみなさんや職員の方のの手ほどきで、美しい'エーデルワイス'のメロディーを奏でることができて一同大感激！

加音西京極作業所のみなさん、ありがとうございました♡

所長さん曰く、「この町には加音さんという作業所があるよ♪」と地域の方に知っていただくことが、差別や偏見、いじめをなくすことにつながるとの想いで、地域のイベントや交流会などがあれば積極的に参加されているそうです。

西ブロックでももっとたくさんの方に作業所のことを知っていただけるように、これからもこのような訪問交流の機会を持っていきたいと思います。

＜参加者の感想＞
・就学前の子ども達に関わっている中でこの子達の将来の姿（就労している姿）をぜひ見てみたいと思い参加しました。
・自閉症の特性を生かすことで様々な作業がスムーズに楽しくできるのだと感じました。
・やっぱり加音さんというとトーンチャイムの演奏♪今日は一緒にできてすっごく嬉しかったです。また生協のメンバーとも一緒にできたらと思います。
・地域とのつながりも大切にと清掃活動等もされ利用者を見てもらって知ってもらいたいと言われた言葉が響きました。
・地域の中で活動されていることがよくわかりました。みなさんの性格に合わせた作業の仕方を色々と工夫されていてすばらしいと思いました。