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朝鮮民主主義人民共和国の地下核実験に抗議します

2009年5月26日

京都生活協同組合は今回の朝鮮民主主義人民共和国の核実験に対して、ニューヨークの朝鮮民主主義人民共和国国連代表部宛てに抗議文を送りました。

【抗議文】

朝鮮民主主義人民共和国国連代表部気付
国防委員会委員長 金 正日殿

京都生活協同組合
理事長:小林智子


朝鮮民主主義人民共和国の地下核実験に抗議します



 貴国の国営朝鮮中央通信は5月25日、貴国が同日地下核実験を実施したと報じました。世界の平和と核兵器廃絶を願う国際世論に反する暴挙として強く抗議します。
 私たちは、日本の京都において組合員のくらしを守るために活動をしている生活協同組合(組合員数約47万人)ですが、よりよい人間の暮らしの前提として、何よりも平和が大切であると考えています。64年前に被爆を体験した唯一の国の国民として、戦争や暴力のない平和な世界であってこそ、安全・安心な食べ物を手に入れることができ、豊かな生活文化を創造していくことができると確信しています。二度とあのような悲惨な歴史を繰り返してはなりません。紛争の平和的手段による解決とともに、とりわけ無差別の大量殺人・破壊兵器である核兵器の廃絶を私たちは願っています。
 核兵器廃絶を求める世界の国の人々は、過去の悲惨な歴史を繰り返さないために、永年に渡り核兵器廃絶にむけて粘り強く取り組んできました。1963年の部分的核実験禁止条約(PTBT)の調印、そして、1996年の宇宙空間、大気圏内、水中、地下を含むあらゆる空間における核兵器の実験的爆発及び他の核爆発を禁止する包括的核実験禁止条約(CTBT)の国連採択、さらに2010年には核不拡散条約NPT)再検討会議の開催が予定されるなど、核兵器廃絶の願いは着実に前進してきました。
 こうした努力に背を向けて地下核実験を強行したことは、核兵器の悲惨さを体験した唯一の国にある生活協同組合として断じて許す事はできません。私たちはいかなる国の核実験にも反対します。核兵器廃絶を求める国際世論に誠実に応えることを貴国に強く求めます。