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つながるっていいね!エピソードを紹介

2013年3月14日

京都生活協同組合

   昨年、国際協同組合年を記念して、5つの生協連(日本生協連・コープ共済連・全労災・医療福祉生協連・大学生協連)が合同で「つながるっていいね!エピソード」を募集しました。日々のくらしの中で出会い、感じた「人との“つながり”」にまつわるエピソードを応募いただきました。
 その応募の中から、京都生協の組合員さんの作品を紹介させて頂きます。

「つながると云う意味」
 近所に家の前へ椅子を持ち出して座り込む老女がいた。それは夏の暑い日も、お昼頃から日が傾くまで、、雨が降る日以外、毎日毎日続いた。近所の話では認知症を患っていたらしい。
 彼女へ最初に声をかけたのは、学校帰りの子どもたちである。彼女はその声に少し表情を変えるだけである。それでも声かけは続いた。一年を過ぎた頃には近所の人たちが、散歩や買い物で行き来する度に声をかける。
「毎日ご苦労さんですね」
「ああ、今年もまた花が咲きましたね・・」
 ある日を境に彼女の姿が消えた。主を失った椅子だけがポツンと置かれていた。しばらくして彼女が亡くなったという話を耳にした。椅子の周りには手向けられた花でいっぱいになった。

ペンネームA・Oさん


コーポロ3月号ではこのエピソード以外にも応募いただいた作品を紹介しています。
ぜひご覧ください。⇒コーポロ3月号4,5ページ.pdf