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商品ものがたりつくり手の愛情が育むまろやかでやさしい味2134 56ぱい。たとえば暑い夏場を快適に過ごすための送風ファンやシャワーなどを設け、牛舎を良い環境に保っています。健康な乳牛を育てる愛情とこだわり酪農家が飼育する牛は「牛群検定」を受けます。「いわゆる牛の健康診断のようなものです。鳥取県は98%以上の牛がこの検定を受けており、17年連続全国一の受検率を誇っています」と高見所長。牛乳の乳質はパッケージにも載っている「成分的乳質(脂肪率、無脂乳固形分率)」のほかに、細菌数、体細胞数に着目した「衛生的乳質」も重要なポイント。体細胞数の少ない良質な乳質を維持するには、牛が病気にならないように、日ごろの健康管理をしっかり行なうことが不可欠です。毎日、牛1頭からは30l前後の生乳が出ます。1日2回の搾乳や、牛たちが健康に過ごすための管理や病気への対応、出産の立ち合いなど、酪農家は常に牛たちに目を配らなければなりません。それでも、この仕事を、牛たちを大切に思えるのは愛情があってこそ。手塩にかけて育てた牛から搾ったおいしい牛乳を、一人でも多くの消費者に届けたい。その想いが、全国でもトップクラスの良質な生乳を生み出しているのです。始まりは組合員の声から京都生協と大山乳業の取引は1970年からスタートしました。1960年代後半、世間では大手メー04コーポロ2018年5月号