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概要

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商品ものがたり「パンは生きもの」徹底的にこだわった存在感2134 56ブラウン「焼きたての褐色状態」にサーブなるように「提供」ブラウンサーブロールとは、食べブラウンるタイミングで「焼きたての褐色状サーブ態」になるように「提供」されるロールパンのこと。自宅のオーブントースターで焼き上げることを前提にしているため、工場の製造段階では“半焼成”状態に仕上げられています。アメリカでは一般的な商品ですが、日本で製造されるようになったのは30年ほど前のこと。アメリカ視察でブラウンサーブロールに出合った「市民生活協同組合ならコープ」の専務理事の依頼を受け、巽製粉株式会社フローベル製パン事業部で商品を開発。1986年4月に発売し、1999年7月にはコープ商品化して「ブラウンサーブロール」になりました。このほど新調されたオーブンで、ブラウンサーブロールが誕生する様子を取材しました。小麦粉は風味豊かなカナダ産とアメリカ産の数種類をブレンド。「菓子パンにはランクを下げた小麦粉を使うメーカーもありますが、うちでは風味を重視する食パンと同じ小麦粉をみやがわよしゆき使っています」と話す宮川義行製造部長。製粉したばかりの小麦粉を膨らみやすく、水分の吸収率をアップさせるため、タンクで25~04コーポロ2018年12月号