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商品ものがたり組合員良し、生産者良し、地域良し。「三方良し」のレタスづくり2134 56安全でおいしいレタスづくり一般的なレタスはL玉サイズですが、トップリバーが生協に出荷しているレタスはさらに大きい2L玉。大きく育てる秘訣は、レタスとレタスの株間を広く空けることだそうです。そのぶん収穫数は減ってしまいますが、作物のストレスが減り、おいしいレタスになります。トップリバーの野菜づくりには肥料にもこだわりが。「近隣の酪農家からいただいた牛糞堆肥を圃場に使用します。できるだけ化学肥料に頼らず有機質肥料を使い、野菜の栽培に適した土づくりを行っています」と嶋崎さん。また、連作障害が起きないように、レタスの後にキャベツや麦を栽培する輪作体系を組むなど、持続可能な農業をめざして日々努力を重ねているのです。栽培は1月から10月までほぼ休みなく続きます。1月、ビニールハウスに種を蒔き、2月に露地の畑に植え替えます。寒さから守るためマルチと呼ばれる敷物で覆いますが、暖かい日はマルチをはがし、寒くなる日はまた覆う……と、気温をチェックしながら畑を見守ります。収穫のトップシーズンは5~9月です。レタスは太陽に当たると水分がどんどん抜けてしまうので、朝穫りが基本。朝4時、まだ暗いうちから収穫を始め、10時頃には終了します。その後洗浄、箱詰めを行い、午後には5℃に保たれた冷蔵トラックで出荷します。そして次の日04コーポロ2019年8月号