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被災地の今3.11を忘れない※2019年3月21日、みやぎ生協はコープふくしま・福島県南生協と組織合同しました。このコーナーでは今後、宮城県および福島県の現状についてもお伝えしていきます。―まち・住まい・コミュニティー―どの被災者にも地域で安心して生活できる環境を福島県南相馬市社会福祉協議会「様子を伺いに訪問したら、“10日ぶりに人と喋った”という方がいました」。くろきようこ黒木洋子さん(南相馬市社会福祉協議会生活支援相談室長)は、孤立しがちな被災者の現状に▲南相馬市社会福祉協議会生ついて、そう語ります。活支援相談室の皆さん。向かって右一番手前が黒木さん。「職員「南相馬市内の復興公営住宅はどこもまだ自治会がありません。住民同士の自発的なコミュニティーはつねに被災者に気持ちを寄せ形成もなかなか進まなくて…」。ている。それだけに、被災者を支県営の復興公営住宅には、原発事故で南相馬市に避難してきた浪江町や双葉町など、他町村の人援する職員の心のケアも大事だたちが多く入居しています。故郷のほとんどが居住制限区域や帰還困難区域になっていることから、南と思っています」。相馬市をついのすみかと決めて家を建てた人がいる一方で、「ここは仮の住まい。いつかは故郷に戻る」と思っている人もいます。避難して8年が経ちますが、暮らしはまだ流動的で、新たなコミュニティーをつくる雰囲気も環境も整ってないのが現実です。「自治会がないと困るのは被災者です。避難先で話し相手がなく孤立する。どこに誰が住んでいるか把握できず、ニーズが埋もれてしまう。私たちの被災者支援活動も復興が進むにつれて形を変えていきます。“住民だけでは何もできない”とならないよう、自治会立ち上げを支援し、さまざまなイベントを通して、▲県の復興公営住宅は市内に5コミュニティーを育んでいきたい」。カ所。棟ごとに管理人と呼ばれる被災者が地域で安心して生活できるように支援するのが、黒木さんたち生活支援相談室の仕事です。住民の代表がいて、サロンや趣味「世帯分離や地域分断から来る寂しさ、外出機会の減少、高齢者の身体機能の低下。支えなければの活動などに熱心に取り組んでならないことがたくさんあります」。いるところもあります。また南相馬市には市が整備した災害公営住なかでも黒木さんたちが今、気になっているのが、生活困窮に陥りそうな人たちの存在です。宅もあります。「50代、60代のちょうど働き盛りの方々。勤務先が原発事故で移転・撤退し、失業。新たな職を得ても頭と体が追い付かず、心が折れてまた働き口を失う。賠償金も底を突く。免除されていた家賃や税金も払うようになる。そうなったらどうやって生活していくのか。注意して見守っていかなければと思っています」。「原発事故が課題を深く複雑なものにしている」と黒木さん。そうした背景を踏まえながら「地域ごとの課題をどう解決していくかが、私たちの次の課題」と、前向きな笑顔を見せます。毎回好評!「エンディングノートの書き方」学習会残された家族を安心させるために、また自分や親の「そのとき」に備えて、準備しておきたい基礎知識、家族に伝えておきたい思いを「エンディングノート」にして記しておきましょう。日時9月2 6日(木)10:30~12:30場所クオレ案内センター会議室(コープ二条駅北側)交通JR・地下鉄東西線「二条」下車3番出口より60m京都市バス・京都バス「二条駅前」下車、いずれも徒歩3分募集20人参加費1人1 0 0円(資料代)申し込み締め切り9月24日(火)定員になり次第締め切ります申し込み・問い合わせ共済事業部LPA事務局(担当:駒井)075ー662 ー5100(土日休)9:30~17:30環境のとりくみ6月度7月度各施設の太陽光発電ペットボトルキャップの回収量売却益は、公益財団法人ドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ・ジャパンに寄付され、病気の子どもとその家族が利用できる滞在施設の建設費と運営費に充てられます。マイバッグ持参率279,500個93.0%推定でレジ袋99万枚(原油換算でドラム缶49本分)の削減となりました。これにより削減できたCO?量は、42t-CO?です。*リサイクルデータ(6月度)*洛北支部208,296kwh洛中支部280,563kwhコープ下鴨185,508kwhコープ城陽282,280kwhコープきぬがさ種別回収先回収量(回収率)削減CO?牛乳パックお店宅配9.4t(38.4%)8.4t‐CO?トレーお店1.6t(67.6%)8.0t‐CO?PETボトルお店7.0t(141.5%)22.7t‐CO?卵パックお店宅配3.5t(66.2%)12.9t‐CO?カタログ類宅配419.1t(76.6%)※トレーとPETボトル・ボトルキャップはお店のみ、カタログ類は宅配のみの回収となります。【お詫び】「コーポロ」7月号・8月号に掲載の、トレーのリサイクルデータに右記の誤りがありました。発電量(設置以降の累計kwh)56,517kwh(7月号)4月回収量(回収率)削減CO2【誤】0.8t(29.9)%3.8t-CO2【正】1.2t(47.8)%6.1t-CO2お詫びして訂正いたします。(8月号)5月回収量(回収率)削減CO2【誤】0.8t(30.0)%3.9t-CO2【正】1.3t(48.0)%6.2t-CO2コーポロ2019年9月号11