ブックタイトルbookcopolo1909
- ページ
- 4/16
このページは bookcopolo1909 の電子ブックに掲載されている4ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
このページは bookcopolo1909 の電子ブックに掲載されている4ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
bookcopolo1909
商品ものがたり魚好きが増えてほしい、その一心で2134 56まってスタートしましたが、当時は鮮魚の共同購入ルートは未開拓。天候や水揚げ量、相場などの影響を受けやすい鮮魚を供給するために多くの工夫を重ね、まさに「海の地産地消」を実現したのです。ほぼ同じ頃、店舗でも取り扱いの始まった「かもめ直行便」は京都府の海で取れた魚に限定。「かもめ鮮魚ボックス」は魚種を充実させるため、現在は京都を中心に、鳥取県や石川県などまで海域を拡大してお届けしています。そのため、ツバスやアジ、真サバ、スルメイカなどの定番のほか、太刀魚、カワハギ、連子鯛といった希少な魚が入ることもあり、「旬の魚を新鮮な状態で堪能できる」「食べたことのなかった魚のおいしさを発見した」と好評です。「価格だけ見ると少し高く感じるかもしれませんが、まるごと入っているのでボリュームたっぷり。実はお得ですよ」と小林さんは話します。組合員に代わって、魚の目利きがセレクト「かもめ鮮魚ボックス」の魚は早朝の水揚げ後買い付けが行われ、同じ舞鶴港内の施設ですばやく箱詰めされます。(「かもめ直行便」の魚は競りの後、一旦プロダクトに入荷します。)そして翌日にはお店や組合員のもとへ届きます。仲ながさきよしき買を行う川又商店の長崎圭記さんは、「できるだけ同じ魚種が続かないように、また、旬の魚をお届けできるように選んでいる」と語ります。長崎さんのお母様であるかづ代さんは、「かもめ鮮魚ボック04コーポロ2019年9月号