ブックタイトルbookcopolo1910

概要

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vol.7くらしの今月のテーマ「エシカル消費」を始めてみませんか？「誰もが暮らしやすい社会」をつくることは、自分自身が安心して暮らせることにもつながります。今回はいつもとは少し違う視点で、安全・安心な暮らしにつながるひとつの考え方を、京都府消費生活安全センターからお届けします。◆「エシカル消費」とは？◆どうすれば「エシカル消費」ができるの？人や社会、環境、地域に配慮したものやサービスを選んで消費することです。エシカル(ethical)とは、英語で「倫理的な」という意味です。私たちの暮らしは、食品ロスの問題地球温暖化などの環境問題途上国の貧困などの社会的問題地域の活性化などと深く関わっています。日常の買い物の中で、人や社会、環境、地域にどのような影響を与えるかを考え、公正で持続可能な社会をつくることを意識して選ぶことが大切です。例えば、地産地消は地域の活性化に、被災地商品の選択は被災地支援に繋がります。また、認証ラベルやマークも参考になります。普段、店頭や配達で購入している商品に下記のようなマークはついていませんか?国際フェアトレード認証ラベル途上国の農産物や製品で、公正な価格で取引されている商品につけられる認証マークMSC認証「海のエコラベル」持続可能な漁業で獲られた水産物につけられる認証マークFSC R認証「森のエコラベル」適切に管理された森林資源で作られた商品につけられる認証マークエコマーク環境への負荷が少なく、環境保全に役立つと認められた商品につけられるマークレインフォレスト・アライアンス認証持続可能な農業を営む農園で育てられた商品につけられる認証マーク他にも、エシカル消費につながる商品はたくさんあります。「誰かの笑顔につながるお買い物」を始めてみませんか？消費者ホットライン（全国共通）（お近くの消費生活センターにつながります）いやや！（局番なし）188京都府消費生活安全センター消費生活相談075-671-0004土日祝日相談（緊急のみ）075-257-90029：00～16：00（平日）※年末年始休10：00～16：00（土日祝）※年末年始休京都生協検査・点検報告残留放射性物質の検査の詳しい内容を京都生協ホームページで公開中！J A里浦「さつまいも」JA里浦は徳島県鳴門市にあります。温暖で降水量が少ない気候と、ミネラル豊富な海風がそよぐ圃場で、生産者の絶え間ない努力によって、おいしい「さつまいも」を栽培しています。地域での一斉防※除1やフェロモントラップ※2の導入などで、農薬の使用を減らすよう努力していることを確認しました。※1それぞれの圃場でバラバラに防除すると、害虫が近隣の圃場に逃げてしまい、結果として回数が増えてしまうため、地域でまとめて防除を行うこと。※2メスの臭いでオスをおびき寄せて捕獲し、メスが卵を産めないようにする方法。〈7月度検査結果〉農産物残留農薬検査米の残留カドミウム検査卵質検査鶏卵サルモネラ検査微生物検査店舗調理商品京都生協コープ商品その他京都協同食品プロダクト㈱商品残留放射性物質検査10検体1検体1036検体10検体135件32件117件7件5件▲奥の建物に、選別・箱詰めされた「さつまいも」が集まります。▲「さつまいも」の圃場で、生育状況などを確認しています。京都生協の点検項目・検査基準に照らし安全に供給できることを確認しました。コーポロ2019年10月号09