ブックタイトルbookcopolo1911
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懇談会は引き締まった空気の中始まりましたが、山中所長のユーモアあふれる話題で時折笑いも起こる和やかな雰囲気に。「真冬に娘がカギを忘れて家に入れなかったとき、生協の保冷カバーの中に入って妻が帰ってくるまで待っていた。生協は娘にとっても命の恩人」という驚きのエピソードも飛び出しました。つながるプラスチックごみの削減、核兵器のない社会の実現。日々安心して健やかで穏やかに暮らせる社会を目指します。もう1つは、この京都の地で事業を通じて、一人ひとりの普段の暮らしを支え、子どもや孫の世代にまで幸せがつながる未来を創造することを目指したいと思っています。本日は、同じ京都の地で、iPS細胞研究所と京都生協という異なる組織が、未来への希望をもって進んでいることを、改めて感じることができました。大変貴重な機会をいただきありがとうございました。山中今日はこのような機会をいただきまして、心より御礼申し上げます。異分野の方々と話をさせていただいて、非常に楽しい時間を過ごすことができました。また、生協で取り組んでおられる活動から組織運営のことまで、大きな学びがありました。京都という伝統ある都市で、世界の最先端の研究を何とか患者さんに届けるために、日々たくさんの人間が頑張っております。ぜひ、京都の方々からも大きな声援をいただきますと、私たちもモチベーションの維持につながります。これからもよろしくお願い申し上げます。今回の申込者から出された山中所長への質問高校生です。たくさんの勉強に追われて忙しいのですが、高校時代の過ごし方で、山中先生が大切だと思うことは何ですか?もちろん勉強も大切。勉強も含めて、私は高校生の時にいろいろなクラブや自治会、生徒会活動、バンドも組んでいました。学園祭でコンサートもやりました。大半は失敗に終わりましたが、今となっては宝のようです。あれがなかったら、ずいぶん違う人生になっていたと思います。大人になって40歳、50歳で失敗していると困ったことになりますが、中学生、高校生の時の失敗は、宝のような経験だと思います。ぜひ、いろいろなことに挑戦してほしいと思います。「iPS細胞研究基金」ご寄付のお願いiPS細胞を用いた新しい医療を開発し、難病やケガで苦しむ患者さんにお届けするには、皆さまからのご支援が必要不可欠です。iPS細胞研究にあたたかいご支援を賜りますようお願い申し上げます。ご寄付の使途・優秀な研究者や研究支援者の長期雇用・医療応用に向けた研究費としての支出・安定的な研究活動の支援、iPS細胞研究の情報発信・普及活動・iPS細胞技術の特許確保と維持ご寄付の方法・京都大学基金Webサイトからi PS基金京都大学基金の申し込みフォームからお申し込みください。※銀行振込(ATM・インターネットバンキング)・クレジットカード決済でお手続きいただけます。・払込取扱票(振込用紙)で資料請求先京都大学iPS細胞研究基金事務局ハシレ ヤマナカシンヤ0120-80-87488:30~17:00(土日祝休)払込取扱票をご希望の旨と、ご氏名・ご住所・お電話番号をお伝えください。数日で払込取扱票が届きます。※郵便局・銀行の窓口でお手続きいただけます。コーポロ2019年11月号07