ブックタイトルbookcopolo2002

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概要

bookcopolo2002

2341に焙煎されていきます2.豆が入っていた麻袋。「ARK」は小川珈琲の豆であることを示すマークなのだそう3.コーヒー豆を約120種の中から、個性が異なる5種類の豆をそれぞれ焙煎してからブレンド5.工場に掲示されている小川珈琲の品質方針。ます5京都で愛された味わいをベースに食後に、ティータイムに、作業のお供に…ほっと一息つきたい時に欠かせないコーヒー。組合員の食卓でもおなじみの「コープきんき共同開発マイルドブレンド」を手掛けているのが、小川珈琲株式会社です。1952年創業から「私達は珈琲職人として、本物の価値ある商品を創り、真心を持ってお届けする。」をコンセプトに、京都・西京極の工場で製造しています。1982年、京都生協オリジナル商品「マイルドブレンド」を開発。組合員から大変愛された商品でしたが、2003年に近畿7府県生協での統一商品としてリニューアルすることになりました。当時の営業課長でふじわらむねひろ現・生産部製造課課長の藤原宗廣さんは「開発の際、メーカーの候補は弊社以外にもたくさんありました。各生協の多くの組合員さんとコープきんき開発部署の皆さん、そして弊社珈琲鑑定士を交えたさまざまなコーヒーの飲み比べを行った結果、弊社での製造が決まりました」と当時を振り返ります。深煎りでコクのあるおいしいコーヒーが誕生ベーシックな味わいの「フルーティな香りとさわやかな酸味の「コープきんき共同開発マイルドブレンド」、コープきんき共同開発モカブレンド」、そして2005年に「ワンランク上のコーヒーを味わってほしい」と、深煎りのコクと香ばしい風味の「コープきんき共同開発スペシャルマイルドブレンド」が誕生しました。開発に際し、毎日飲んでもらうには、高すぎる価格は難しい。しかし、味も品質も妥協したくない。模索した結果、アラビカ種を100%使用し、等級の高いコロンビアスプレモを使用することに決まりました。「自社商品とは違い、人件費や広告宣伝費など、販売にかかわる費用が掛からないため、価格を抑えることができましうききだいちた」と、第2営業部の浮木大智さんは話します。コーポロ2020年2月号03