ブックタイトルbookcopolo2005

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概要

bookcopolo2005

商品ものがたり人の肌に触れるものだから丁寧に、大切に、人の手で。2134 56のアンケート、ご要望などを通して、2 0年間かけて組合員さんの声に育ててもらってきました」と話さいとうりょうす、ナリス化粧品の齋藤亮さん。デビュー時のラインアップは2種類の化粧水のみでしたが、リニューアルを重ね、現在はスキンケアシリーズ13アイテム、メイクシリーズ6アイテムを展開する一大ブランドに成長。この3月に発売したふきとり化粧水「薬用美白フェイスクリア」も、組合員の「こんなアイテムがほしい!」という声が実現したものです。生産者の愛情に育まれ専用バラ園で栽培「フリーリア」最大の特長は、もちろんバラ。国産の生バラから抽出した貴重なエキスをふんだんに使用しています。「フリーリア」に使用するバラは、栗駒山系の地下水と豊かな自然に恵まれた宮城県登米市にある専用バラ園のビニールハウスで栽培しています。バラ園では約1万坪の敷地に1万株以上を栽培し、5月~11月末にかけて花を咲かせます。摘み取るのは、最も香りが良いという8分咲きの花のみ。バラを傷つけないように1輪ずつ手作業で行います。真夏のハウス内の温度は50℃近くになることも。採花の後、すぐに花びらとがく(子房)を外す「ばらし」の作業も、もちろん手作業です。「バラはとてもデリケートな植物なので、温度管理をはじめ日当たり、病害虫対策など栽培には技術や経験が大切」と話すのは、15年かまだ以上栽培に携わる生産者の鎌田てつや哲也さん。特にこだわっているのが減農薬で、肌に使うことを考慮し、花が咲いていない時期に、野菜の栽培にも使われるような消毒液を散布。しかも、その使用量をなるべく抑えるために、木酢液や硫黄といった天然由来のものを補助的に使い、防虫や病気の予防に役立04コーポロ2020年5月号