ブックタイトルbookcopolo2007
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商品ものがたり「組合員においしい豆腐を届けたい」技術は進歩しても想いは不変123 45としあき寿章さん。さとの雪食品は、徳島県に本社を置く四国化工機株式会社のグループ企業。食品の充てん機や包装資材を開発・製造する機械メーカーの食品販売部門として、1973年の創立以来「大豆」「にがり」「水」にこだわり、豆腐をはじめとした大豆製品を販売しています。大豆にこだわりより甘く、よりなめらかに誕生時は数々の常識を打ち破る、画期的な商品だった「にがり充てんとうふ」。開発から3 8年が経ち、その間に大豆を取り巻く状況も大きく変わりました。かつては実現が難しかった北海道産の産地指定も、さとの雪食品がこれまでの豆腐づくりで培ってきた仕入れルートを確保することで可能になりました。大豆は、北海道を代表する銘柄「とよまさり」系を使用。糖度が高いのが特徴で、煮豆や惣菜、豆腐の原料として人気があります。「北海道産大豆は豆腐がやわらかくなる傾向があります。にがりの量を何度も調整して適量を見極め、適度な固さとなめらかな食感になるように仕上げました」と、福永さんは胸を張ります。「にがり充てんとうふ」開発につながった2つの偶然「にがり充てんとうふ」の「充てん」とは、パックに直接、豆乳とにがりを一緒に流し込み、フィルムで密封する製法です。充てん後のパックごと加熱し、容器の中で豆乳を固める製法は「にがり充てんとうふ」のために生み出されました。そもそも、機械メーカーの四国04コーポロ2020年7月号