ブックタイトルbookcopolo2012
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▲包装前の選別の様子。品質は目視や味覚検査はもちろん、顕微鏡レベルでも厳しくチェック黒豆は京都府産の大粒のみを使用おせち料理に欠かせない黒豆。黒は邪気を払い災いを防ぐ色とされています。また、黒には「日焼け」、豆には「マメによく働く」という意味があるそうです。黒豆は「今年一年、元気で働けますように」との願いが込められた縁起物です。「丹波黒豆」は、広島市西区の「(株)ヒロツク」と京都生協が共同開発した商品。ヒロツクは、19 4 2年に創業した佃煮のメーカーで、京都生協とは1980年からの長いお付き合いです。当時の佃煮は、保存料を使用したものや塩分が高いものが一般的でした。ヒロツクは組合員に向けて、健康面に配慮した商品開発を進め、保存料不使用・塩分控えめの昆布佃煮を商品化。2年後には京都生協ブランドの佃煮として供給がスタートしました。ヒロツクはこの開発をきっかけに、製造技術と冷蔵物流環境の向上を背景に、さらに甘さや塩分控えめの商品づくりを進めていきました。現在は他に「金時豆」などの京都生協コープ商品や、「コープきんき共同開発ごま昆布」などのコープ商品を製造しています。コーポロ2020年12月号03