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概要

bookcopolo2012

vol.21くらしの今月のテーマ高齢者をトラブルから守ろう!~見守りで消費者被害の防止を~暮らしに潜む消費者トラブルから身を守るための情報を、京都府消費生活安全センターからお届けします。消費者庁消費者ホットライン188イメージキャラクター「イヤヤン」65歳以上の高齢者に関する消費生活相談件数は、全国で2019年は約30.8万件と、過去10年間で2018年に次いで2番目に多くなりました。中でも85歳以上の相談件数は、2010年に比べ約2倍となっています(令和2年版消費者白書)。高齢者の消費者被害の特徴◆被害に遭っていることに気づかず、契約を繰り返して被害が深刻化したり、被害に遭ったと思っても、家族に迷惑をかけたくない、自分自身を責めて回りに相談しないなど、周囲が気づくのが遅くなる。◆「老後の資金を少しでも増やしたい」、「いつまでも健康でいたい」、「話し相手がいなくて寂しい」といった不安に対して、悪質事業者は言葉巧みにこれらの不安をあおり、親切にして信用させて大切な財産を狙っています。「あれ?」と思ったらさりげなく声かけを例えば、高齢者の自宅の様子や、自宅を訪問すると見慣れない車が長時間駐車している営業マンらしい人と、車に乗って出かけていく姿を見かける部屋に見慣れないダンボールや新しい商品が多くある不自然なリフォーム工事がされているなど家族や周囲の人が高齢者のトラブルや変化に気づいた時は、世間話をしながら何気なく尋ねてみましょう。その際は、「一緒に考えましょう」「相談できる方はいますか?」など、高齢者に寄り添った声かけを心掛けてください。日ごろから高齢者の様子に気をつけることが大切です。離れて暮らしている場合は、なるべく頻繁に連絡を取っておき、帰省の際などには不審な書面や、大量の商品、困っている様子などがないか確認するようにしましょう。消費者ホットライン(全国共通)(お近くの消費生活センターにつながります)いやや!(局番なし)188京都府消費生活安全センター消費生活相談075-671-0004土日祝日相談(緊急のみ)075-257-90029:00~16:00(平日)※年末年始休10:00~16:00(土日祝)※年末年始休京都生協検査・点検報告残留放射性物質の検査の詳しい内容を京都生協ホームページで公開中!平山農園「たねなし柿」「富有柿」「メスレー」「たねなし柿」「富有柿」「メスレー」を出荷する平山忠央さんの施設を点検しました。園地のある和歌山県かつらぎ町は和歌山県の北東部、フルーツの栽培が盛んな町です。秋には柿を、初夏にはメスレー(甘みが強いすももの品種)を家族だけで栽培し、店舗に産直商品として出荷しています。いずれも農薬の使用は地域の一般的な基準より約40%減らして栽培しています。作業場や資料・記録などで、安全に栽培・出荷が行われていることを確認しました。▲柿の園地(9月2 1日時点)。色づきは、これからです。▲柿は炭酸ガスで渋抜きします。間違って渋い柿を出荷しないよう色分けしたコンテナを使います。京都生協ホームページでも産直商品、京都生協コープ商品の産地・工場点検の様子をお知らせしています〈9月度検査結果〉農産物残留農薬検査米の残留カドミウム検査卵質検査鶏卵サルモネラ検査微生物検査店舗調理商品京都生協コープ商品その他京都協同食品プロダクト㈱商品残留放射性物質検査京都生協の点検項目・検査基準に照らし安全に供給できることを確認しました。6検体0検体1,059検体12検体117件33件79件5件1件コーポロ2020年12月号09