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概要

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門川大作Kadokawa Daisaku第26代京都市長平成8年から京都市教育委員会の重職を歴任し、平成13~19年京都市教育委員会委員・教育長を務める。平成20年2月に京都市長選挙に出馬・初当選し第26代京都市長に就任。以降、2021年現在まで連続で京都市長をつとめる。現在4期目。趣味は「人間浴・仕事を楽しむ」、好きな言葉はきょうかん「共汗」、信条は「心を込めてすべてを大切に」。自分ごと、みんなごととして考え行動し、行政はそれを応援する。こうした取り組み姿勢のベースがあるのは、京都生協をはじめとする市民団体が長年取り組んでこられた活動や、京都議定書誕生以来、市民をあげて環境問題に取り組んできたことによるものですね。畑SDGsとレジリエント・シティの根底は同じなのですね。京都生協も一人ひとりがSDGsについて考え行動することが大切だと考えます。日本生協連では、SDGsの実現に貢献することを約束する「コープSDGs行動宣言」を掲げました。特に12番目のゴール「つくる責任、つかう責任」に紐づいた「エシカル消費」の取り組みを強め、目の前にいない国内外の生産者にとってもプラスになる消費でありたいとの想いから、エシカル消費を「誰かの笑顔につながるお買い物」と表現しています。門川素晴らしい表現だと思います。正しい情報を知れば、自分の消費行動で社会課題の解決に貢献できる。同じ商品でも、少しでも安ければいいのか。それとも環境に配慮され、働く人の労働条件が守られているものを選ぶのかが大事な選択です。京都の生活者は考える方が多いです。京都市は2 019年に「全国市区・サスティナブル度・SDGs先進度調査」において、全国1位の評価もいただきましたが、これは市民の皆さまの取り組みの成果だと思います。畑ありがたいですね。京都生協では地産地消の取り組みもエシカル消費の一環と捉え、コープのお店全店でコーナーを設け、地元生産者の協力のもと、毎日野菜を供給しています。流通にかかる時間、輸送で排出するCO2を削減でき、鮮度も高い。消費者、生産者、社会それぞれにとってメリットになり、地域でお金も循環していきます。門川京都市は土地の75%が森と農地です。京都市は都市政策として農業を大切にし、大都市の中で一番、都市の農業が盛んなのです。それと合わせて市中央卸売市場の活躍で、京野菜がブランド化したと評価されています。畑「DO YOU KYOTO?」世界にはばたく京都の取り組み畑地元の農産物をはじめ、エシカル消費のより一層の普及と、消費者市民社会の形成を目指して、京都市とさらなる連携や協働の体制を構築するために、包括連携協定に向けた協議をお願いしたいです。一緒に市民や社会にとってプラスとなる取り組みを進められればと思います。門川ぜひお願いします。京都生協の組合員数は京都市内だけでも32万人、その規模を生かし「みんなが笑顔につながるお買い物」つまり、エシカル消費の実践をはじめとした持続可能な暮らしが広がるような協定を結びたいです。京都生協の環境の取り組みは、温室効果ガスの削減目標に「2030年までの排出量を2013年度対比40%削減」することを掲げています。また、食品ロスの削減では、環境省の事業として京都市が行っている「てまえどり」※1の取り組み、効果検証に協力しています。これらの取り組みは、組合員や市民の皆さんと一緒に大きく広げられたらいいですね。門川「DO YOU KYOTO?」※2。「KYOTO」は、今や世界で「環境に良いことをする」という意味の動詞として使われています。それを聞いて誇りに思うと同時に、使命感を感じました。この20年間で京都市回収のごみが82万tから38.5万tに、ごみ処理に使う税金はマデ?スィ対クス談をタ着ン中は用スをソ守ーっシたャうルえ・で、