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#京都流に、夏を涼しく優雅に過ごす見る
2022.07.22 宇治川の鵜飼
優雅な夜の川面で舟遊び
鵜飼とは、鵜(う)という鳥を使って川の魚を捕る伝統的な漁法。宇治川の鵜飼も平安時代にはすでに行われていたようで、藤原道綱の母が残した『蜻蛉(かげろう)日記』には、宇治川が鵜舟で埋め尽くされ、夜通し鮎を捕る様子が記されています。一度は衰退した宇治川の鵜飼が再興されたのは、1926年のこと。以来、京都・宇治の夏の風物詩として多くの人を魅了しています。
勢いよく燃える松明を掲げて、いざ出陣!鵜を操る人を鵜匠と呼びます。鵜匠と鵜の息の合った演技は鮮やかです。宇治では6羽の海鵜を操り、鵜飼を行っています。
鵜匠が身に着けているのは風折烏帽子(かざおりえぼし)に腰みの。伝統的な衣装です。
宇治には3人の鵜匠が在籍。シーズンオフの時にも、愛情たっぷりに鵜を育てています。
Informations
宇治川中の島付近一帯(観覧船乗船は喜撰橋畔)
TEL:0774-23-3334(宇治市観光協会)
期間:2022年7月1日~9月30日
時間:17:00頃~(乗船受付)
料金:2000円/大人(乗合船)
◎京阪宇治線「宇治」から徒歩約13分/JR奈良線「宇治」から徒歩約15分
*荒天時および天ヶ瀬ダム放流による増水時には、鵜飼を中止することがあります。
*感染拡大防止のため、マスクの着用をお願いします。
*発熱・咳などの症状がある場合はご来場をお控えください。ご乗船をお断りする場合があります。