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暮らす#日々の暮らしに緑を育むひとときを

2023.04.07 観葉植物専門店 ただす

糺の森のような癒やしを求めて

地下鉄烏丸御池駅から徒歩5分。多くの人が行き交う街中に、まるで小さな森林のように生き生きとした緑にあふれる町家があります。2022年10月にオープンした観葉植物専門店。店名は「ただす」。“古くから京都の人が糺の森を心のよりどころとしてきたように、人々の暮らしに寄り添う植物を”そんな思いから名づけられたそうです。
「小さな植物を部屋にひとつ置くだけでも、心に変化が生まれますよ」と店長の山口さん。マイナスイオン効果や、緑色に癒やし効果があることは周知の事実ですが、さらに「毎日、今日も元気かな、と植物を気にかけてあげる習慣から、小さなことに気付く力、他者への気配りや思いやりの気持ちが芽生えます。自分以外に目を向ける心の余裕、心の豊かさが増すと思いますよ」。
そう語る山口さんに、おすすめの植物を教えてもらいました。

日当たりや光の強さは部屋の窓の向きによって大きく変わるので、まずはそれぞれの方角におすすめの植物を。
写真左からアイビー(北向きにおすすめ)、ストレリチア(西向きにおすすめ)、ガジュマル(東西南向きにおすすめ)、パキラ(東西南向きにおすすめ)。
耐陰性のあるアイビーは日が当たりにくい北向きの部屋でも育てやすい植物です。ストレリチアは特に強い日差しを好むので西向きにおすすめ。ガジュマルとパキラも日光を好みますが、丈夫なのであまり神経質にならずに育てられます。

インテリアに取り入れやすいハンギンググリーン。写真はカランコエフィフィ。小さくて丸い葉がなんとも可愛らしい!ベルの形をした花もたまりません。

山口さんイチオシのカラテア各種。亜熱帯に自生する植物で、種類によって葉の模様や色が全く違うのが大きな魅力。お気に入りの模様を見つけてみて。

マジックアマリリスも最近注目の植物。土や水がいらず、球根のまま開花します。窓際の明るいところで育てましょう。

土がいらないエアプランツは、そのまま飾るのはもちろん、雑貨とディスプレイしやすく、インテリア性の高さが人気です。

最後に、植物を育てる上で気をつけることを山口さんにお聞きしました。
「土をしっかり乾かしてあげること。初心者の方は、心配なあまり水をやり過ぎて枯らしてしまうことが多いようです。毎日様子を見てあげることを心掛けてみてくださいね」。
店頭では、山口さんをはじめスタッフのみなさんが、丁寧に一人ひとりに合ったアドバイスをしてくれます。
暮らしを豊かにしてくれる観葉植物と温かいスタッフの方々との出会い。まさに糺の森のように、心癒やされるお店です。

Informations

京都市中京区丸材木町680-3
TEL:075-708-3471
時間 11:00~19:00
お休み:不定休
地下鉄「烏丸御池」から徒歩約5分

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