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見る#ミステリアスな京都あやかしスポット

2023.07.28 大福寺

魔除け厄除けに妖怪の御朱印はいかが

大福寺は古くから地元の人々に親しまれてきた天台宗のお寺。住宅街の道に面した本堂に、道行く人が手を合わせてから通り過ぎます。
江戸時代、その縁起のよい名前から、商家が商売繁盛を願って出納帳に大福寺の宝印をもらう習わしがあり、出納帳=「大福帳」という呼び名が広まりました。
そんな歴史をもつ大福寺ですが、現在は宝印を含む定番の御朱印から期間限定の御朱印まで、ユニークでどこかお茶目な御朱印が多くの人の心をひきつけています。
(写真上は今夏に授与予定の妖怪豆朱印です)

平安時代の天台宗の高僧、元三大師(がんざんたいし)の御朱印帳。怖い鬼に変身し、疫病神を追い払ったとされる姿が描かれています。元三大師はおみくじの発案者でもあるそう。

近年8月には「悪いモノが驚いて逃げ出すように」という願いを込めて、妖怪御朱印が登場。今年は河童が予定されています。水を自由に操るともいわれる河童が、夏に多い水難を防いでくれるかも?

御朱印好きにもファンが多い、種類豊富な豆朱印帳。3×5cmと小さく、お守りのように持ち歩くのにも困りません。コレクションしたくなるかわいさです。

小さな豆朱印帳にも、しっかり御朱印が書いてもらえます。写真の豆朱印は大福寺本堂に祀る仏様たち。
※現在、直書きは大福寺の御朱印帳にのみ対応。その他は書置きの授与となります。

干支と季節の行事をモチーフにしたものなど、その時々でオリジナリティあふれる御朱印と出会えます。

送り火の時期に授与される五山送り火御朱印。写真は昨年授与されたもので、大福寺の大の字が送り火になっています。思わず見入ってしまう幽玄な送り火の雰囲気が見事です。
1年を通して、バラエティー豊かな御朱印が人気の大福寺。行事や季節の節目ごとに参拝して、思い出の1ページを増やしていきたいものです。

Informations

京都市中京区布袋屋町498
TEL:075-231-3624(朝7:00~8:30におかけください)
時間:参拝自由
お休み:なし 
※御朱印授与日、時間については公式Twitterで要確認
◎地下鉄東西線「京都市役所前」から徒歩約10分

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