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京都のコアな魅力、お届けします。

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つくる#むすび。的大人の修学旅行

2023.10.27 アトリエシムラ

植物が生み出す色の世界

人間国宝の染織家・志村ふくみさんの芸術精神を継承する染織ブランド。
京都本店で開催されている「染めと織りのワークショップ」をご紹介します。
失礼ながら草木染めをよく知らず、「渋くて地味な色してそう」なんて思っていた
無知な私…。
今回草木染めの世界に触れることで、植物の持つ無限の色彩のエネルギーにすっかり
魅了されてしまいました。

アトリエシムラの色糸はすべて草木染め。
さまざまな植物の根や枝、葉などから染められています。
同じ植物でも育った土地や採取の季節などによって染まる色は変わるそう。
世界にたったひとつの色なんて、ドラマチック~!

写真は「ストール・紬糸の草木染めワークショップ」の様子。
京都では主に芸術学校・アルスシムラ嵯峨校とGOOD NATURE STATIONで行われます。
(撮影:刑部信人)

京都本店では、月ごとのテーマに沿った植物で染めた色糸を使い、機織り体験ができます。

自分の好きな色を選び、絹の経糸が張られた織機に緯糸を通して踏み木を踏むと…。
「とんとんからり、とんからり」。
そうそうこれこれ!昔話に出てくるあの音!ホンモノだぁ(じーん)。
(撮影:刑部信人)

レトロな空間にぴったり合う手織り機は、アトリエシムラオリジナル。
コンパクトで初心者にも使いやすいように作られています。2022年グッドデザイン賞受賞。
(撮影:田口葉子)

11月の機織りワークショップテーマは「陰影を織る」。
鼠色の色糸を使います。
桜、梅、枇杷など、日本の自然にあるほとんどの植物が鼠色の要素を持っているそう。
それでも明暗、濃淡、透明感など、ひとつとして同じ鼠色はありません。

無限の鼠色が生み出す陰影の世界…素敵すぎる♡

織り上がった幅約35㎝の裂は、クロスノートまたはブックカバーに仕立てるオプションも。
植物の色が日々の暮らしを彩ってくれます。
(撮影:刑部信人)

「この草木がこんな色を秘めていたんだ」――
染織経験者ですらそう驚くことがあるという、植物の命の色の輝き。
そして同じ色糸でも人それぞれの使い方でまったく違うものが出来上がる機織りの面白さ。
この秋はアトリエシムラのワークショップで、一期一会の色の世界を体験してみませんか。
(撮影:刑部信人)

Informations

京都市下京区市之町251-2 壽ビルディング2F
TEL:075-585-5953
時間 12:00~18:00
お休み:水・木曜(祝日の場合は営業)
◎阪急京都線「京都河原町」から徒歩約3分

*ワークショップ※事前予約制
■四条河原町・嵯峨野 草木染めワークショップ 
日時:月2回 いずれも午前または午後の半日コース
料金:13,200円〜(税込、材料費込)
■京都本店 機織りワークショップ
日時:週末を中心に月数回開催  
料金:半日9,900円、1日15,400円、2日26,400円(税込、材料費込)
ワークショップの予約・詳細はこちら

https://www.atelier-shimura.jp




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