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遊ぶ食べる#冬の癒されスロー旅

2023.01.06 THE 610 BASE(ムトベース)

元小学校でいちご摘み体験

福知山市の旧中六人部(なかむとべ)小学校をいちご農園にリノベーション。
市内で電気設備の事業を展開する井上株式会社が、地域に貢献できる新たな事業として運営を始めました。 校庭を農場にするだけでなくいちご摘みの営業をすることで、廃校が新たなコミュニケーションの場として蘇ったのです。
この地域の人の多くは中六人部小の卒業生。思い出の詰まった母校が違う形で人々の集う場所となり、気軽に校舎内に入ることができる、と喜ばれているそう。
京都府内外からも多くの人が訪れるTHE 610 BASEのいちご摘みは、1月から始まります。新年最初のイベントに、レトロな廃校のいちご摘み体験に出かけてみませんか。

栽培されているのは、紅ほっぺ、章姫(あきひめ)、かおり野の3種。 冬でも温度が一定の地下水を使って栽培しています。

乳酸菌やハーブなどを利用した低農薬栽培と、気温や湿度をデータで管理・調節し省力化するスマート農業を取り入れています。
それはまさに、持続可能な農業。農業に支えられているこの地域の未来を考える上でも必要なことだと代表の森さんは語ります。
下の写真はハウス内のデータを測定する装置。スマホにデータが送られいつでもチェックできるようになっています。

森さんを含め、スタッフはみな「もともと農業に関しては全くの素人だった」そう。地域の人たちやいちご農家の人に教えてもらいながら、勉強を重ねてきました。
目指すのは「コミュニケーション型農業」。素人だったからこそ分かる、消費者と農家の認識や知識の差を埋め、食べる人も育てる人も、誰もが楽しい農業をしたい!という熱い想いは、“FUNMER”(FUN × FARMER)というTHE 610 BASEのモットーにも表れています。

スタッフの手でセルフリノベーションされた校舎内。センスが光るヴィンテージな雰囲気はSNS映えもばっちり!

おしゃれなカフェスペース。いちご狩りシーズンは木~月曜の週5営業です。
校舎内にはほかに、スケートボードの室内練習場も。

いちごジャムやオリジナルグッズも販売。
2023年春には、クラフトビールのブリュワリーもスタート予定だそう。
廃校に新しい風を吹き込み、新たな形で地域の財産を創造するTHE 610 BASEから、今後も目が離せません。

Informations

*いちご摘み体験
期間:1月~5月末※予約制
料金:1人40分2,300円(7歳以下1,400円、3歳以下無料)

福知山市大内1767
TEL:0773-20-2015
時間 10:00~16:00
お休み:火・水曜
◎JR山陰本線「福知山」駅から車で約20分
9名までは事前予約で送迎のスクールバスを運行。
※詳細はお問い合わせください。

*新型コロナウイルスの影響で、営業状況等が変更になっている場合があります。
ホームページなどでご確認の上、お出かけください。

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