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#じっくり、じんわり、感性を磨く秋くつろぐ見る食べる
2020.09.01 商店街のレトロな映画館「出町座」
商店街の一角でひときわ目を引く「出町座」。オーナー 独自の感性でセレクトした映画が観られるスクリーン のほか、書店とカフェの顔も併せ持った複合施設として 幅広い年代に愛されています。ふらりと足を踏み入れ れば、本を眺めたり、お茶をしたり、映画の感想を語 り合ったり、思い思いに過ごす人で溢れる店内。居心 地よくゆったりとした時間を共有すれば、初対面の人 とも会話が弾んでしまいそう。異なるカルチャーが混 ざり合う空間は、人と人との交流の場にもなっています。
※新型コロナウイルス感染対策のため、営業日・時間が変更になっている場合がございます。お出かけ前はホームページ等でご確認くださいませ。
カフェ「出町座のソコ」のソコとはスワヒリ語で「市場(soko)」の意味だそう。お店が立ち並ぶ商店街は、まさに古き良き時代を思わせる市場。地域の人も気軽に集う、商店街のカフェにぴったりの名前でした。
上映映画の関連書籍にも注目!
文豪が愛した京都
こだわりの本屋さんやブックカフェなど、街を歩けば書籍に出会う機会が多い京都。それは昔から変わらず、多くの文豪に愛され、作品のモチーフとしてもひっぱりだこ。紫式部の源氏物語に始まり、宮津市にある森鴎外の文学碑や、川端康成が作品名「古都」を酒名として贈った上京区の佐々木酒造など、今も北に南にその痕跡を感じられる建物が残っています。秋のおでかけがてらふらっと寄り道、この地を愛した文豪に会いに行くのも乙なひと時ですね。
中京区にある丸善 京都本店では、梶井基次郎の代表作「檸檬」の作中エピソードを追体験できるコーナーも。主人公の気持ちがわかるかも…?
Informations
京都市上京区今出川通出町西入上ル三芳町 133
075-203-9862
10:00頃~23:00頃(日によって変動します)
◎京阪・叡山電鉄「出町柳」駅から徒歩約 5 分