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関西電力大飯原子力発電所3、4号機の再稼動についての要請

2012年6月20日

 京都生活協同組合は、関西電力大飯原子力発電所3、4号機の再稼動についての要請書を、野田総理大臣に対し送付しました。

【要請書】
内閣総理大臣 野田 佳彦 様

京都生活協同組合
理事長 二場邦彦


関西電力大飯原子力発電所3、4号機再稼動について


 京都生活協同組合は、4月13日に野田総理大臣宛てに文書を送り、関西電力大飯原子力発電所3、4号機の再稼働の対応について「福島事故の原因を踏まえた安全基準を作成すること」「安全確保の最優先を論議の中心にすること」「情報公開をもとにしての住民参加が必要であること」を要請し、それらへの理解をもって、決して拙速な稼働開始判断は行わないでいただきたいことを求めました。
 今後の電力不足による社会的な影響は推測できるものの、それらの要請に具体的に応えることなく、6月16日に大飯原子力発電所3、4号機の再稼働が決定されました。安全性確保の対策が完成していない段階で決定されたことは、きわめて遺憾です。
京都生協は政府に対し、あらためて以下の対応を要請いたします。

1.再稼働によるリスクを否定することはできません。電力不足の程度、その社会的影響と対応の可能性などについて、国民が主体的に判断できる客観的な情報の開示が必要です。国民に分かるように徹底した情報公開を行い、国民が主体的に参加できるようにしてください。 

2.大飯原子力発電所3、4号機再稼働中の安全性確保対策についても、徹底した情報の公開とリスクコミュニケーションを行ってください。  

3.私たちは、日本生協連の「エネルギー政策の転換をめざして」に示したように、原子力発電に頼らないエネルギー政策への早期の転換を要請しています。そのために必要となる再生可能エネルギーの急速な拡大や省エネルギー(節電)などについて、政府の政策を明示してください。その実現への努力と協力を惜しむものではありません。

以上