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被災地支援と、冷静な消費行動へのお願い

組合員の皆様へ

 いま、私たちにできることは、被災地支援の輪を広げることと冷静な消費行動をとることです

2011年3月21日 京都生活協同組合

 
 東北地方太平洋沖地震で被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。

 地震発生から、製造工場の被災や交通網に大きな影響が出ており、コープ商品などお届けできない商品が出ております。組合員の皆様にご迷惑をお掛けしておりますことをお詫び申し上げます。

 京都生協は、震災直後から震災対策本部を立ち上げ、組合員の皆さんに、義援金を呼び掛けるとともに、ご家庭にある新品毛布の提供を呼びかけさせていただいています。被災地に向けては、すでに車両燃料や食料品、ガソリン携行缶や飲料水用ポリ缶、被災地生協の店舗営業再開に向けた人員支援を行っています。

 今後ともできる限りの支援を組合員の皆様とともに広げながら、共同購入・個配や店舗では、京都生協組合員のご利用いただく商品の確保にむけて努力してまいります。

 しかし、残念ながら、共同購入・個配や店舗におきましては、米、缶詰類、カイロ、ナチュラルウォーター、ティッシュペーパー、トイレットペーパー、レトルト米飯、ラーメン、電池、カセットボンベなどの商品が配達しきれない、店頭に並べてもすぐに品切れする状態となっています。現状の品切れ状況は、被災地の支援に必要な物資の確保や生産者・工場が被災して商品の製造ができないことに由来するというより、通常の2倍、3倍のオーダー数でも対応できないほどの集中した商品利用がその主な要因になりつつあります。

 引き続き、代替品を含めた商品確保に努力してまいりますので、買いだめやお買い急ぎをされず、冷静で計画的なお買い物をお願いします。

 3月17日には消費者庁「蓮舫消費者担当大臣からの生活関連物資の購買に関するお願い」が出され、「不要不急の購入、買い急ぎ、買いだめなどを控えてもらいたい」との消費者への要請を受けています。

 いま、私たちにできることは、一日も早い被災地の復興を願って、その支援の輪を広げること、そして、なにより冷静な消費行動をとることではないでしょうか?

 何とぞ、ご理解とご協力を賜りますよう心よりお願い申し上げます。