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工場点検 京都生協コープ商品 生かき ㈲北吉水産

  • 2022年04月06日
  • 商品

点検日 2021年12月8日

京都生協コープ商品「生かき」を生産されている㈲北吉水産は、広島県の倉橋島にあります。JR呉駅から南へ車で約30分の位置です。

㈲北吉水産の生かきは、1979年に灘神戸生協(現コープこうべ)の紹介で取り扱いが始まり、1982年10月より京都生協コープ商品になりました。
以来約40年になるロングセラーです。毎年10月から3月、店舗のみの取り扱いです。(生食用は例年11月に入ってから始まります。)

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京都生協向けのかきは、倉橋島の東側、広湾で約2年かけて育てたものを使用しています。

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商品のラベルに採取海域を地図で表示しています。

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採取の時期を迎えたかきは、いかだから引き揚げて殻の表面の付着物を取り、工場へ送ります。

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殻つきのかきは、浄化海水(海水をろ過して、塩素と紫外線で殺菌された海水)プールに約20時間つけて洗浄されます。毎日プールを清潔に保つよう、心掛けていると伺いました。

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プールから引き上げたら、殻から身を取り出します。(かき打ち)
殻から取り出した身は氷が入った袋の上にのせて低温を保ち、打ち子さんごとに品質、重量を確認されているそうです。

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かき打ちの道具は、柄の部分が木製のため、異物混入防止のため、毎日ささくれがないかチェックされています。また作業終了後、道具は洗浄され、紫外線殺菌庫で殺菌されていることを確認しました。また、以前かき打ちの道具は、打ち子さん個人で管理されていましたが、今は、ロッカーで施錠して保管されています。

殻から取り出したかきを、もういちど浄化海水で洗浄します。

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洗浄が終わったら、自動計量器でかきを計量、浄化海水とともにパックし、消費期限と加工日を印字します。

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かきの洗浄やパックに詰める水に浄化海水を使うことで、水ぶくれの少ないかきをお届けすることができるそうです。

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消費期限、加工日印字に間違いがないか、パック作業開始前と終了後に確認されています。また、印字されたパックのふた(フィルム)を記録用紙に貼って残しておられました。
こうすることで印字作業に問題なかったことを後で確認することができるそうです。

パックされたかきは金属探知機を通し、金属異物が混入していないことを確認します。テストピースを使って動作の確認もされていました。

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できあがった商品は、氷と一緒に箱に入れられ出荷されます。出荷前にかきを製品化する工程で問題がなかったことも確認されていました。加工日の翌日には京都生協の店頭に並びます。

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おいしい生かきを生産するために、大切にされていることを教えていただいたところ、「かきは自然の海で育ったものなので、異物を取り除くことに注意しています。また鮮度を保つため、むき身にした後は4℃設定の冷蔵庫、配送車で取り扱っています。」と伺いました。

工場内を点検した後、事務所で書類や製造記録などの点検を行い、仕様書※通りに製造されていることを確認しました。機械の洗浄作業は毎日実施されていること、浄化海水を作るろ過装置・殺菌装置が保守点検されていることを記録で確認しました。

※仕様書 ・・・ 原材料や製造方法など、詳細な情報が記載された商品の設計図にあたるもの。


【点検者の所見】
北吉水産は、広島県食品自主衛生管理認証制度※の認証を受けています。その衛生管理マニュアルに基づき、徹底した洗浄と厳しい品質管理による選別で生かきを製造されていることを、目視および記録や伝票で確認できました。

※広島県食品自主衛生管理認証制度
食生活の安全・安心を確保するため、食品事業者の自主的な衛生管理を推進する目的で、広島県が設けた制度。


【メーカーからのメッセージ】
日頃より、北吉水産の生かきをご購入してくださっている組合員、消費者のみなさん、誠にありがとうございます。倉橋島の牡蠣は磯の香りが良く、鮮度と風味が誇りです。牡蠣には、身体に良いとされる栄養が豊富に含まれています。美味しく食べて、健康に!
今後も、より良い商品づくりに努めてまいりますので北吉水産の生かきを宜しくお願い致します。

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