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いきもの学校「京都府立植物園編」を開催しました
- 2022年11月11日
- とりくみ・活動
京都生協の環境企画として、11月5日(土)京都府立植物園で「いきもの学校」を開催しました。
爽やかな秋風の吹く中、子どもから大人まで 総勢45名の組合員が京都府立植物園に集まり、学習とガイダンスを受けながらの園内散策を楽しみました。
「生物多様性を守るための取り組み」が今回のテーマ。
生物多様性の大切さ、希少な植物を守るために園でおこなっている活動についてお話しいただきました。
多種多様な植物を保全・管理するのが植物園の役割です。
京都府立植物園では、1万2千種類、約10万本の植物を守り、育てています。
その中には、レッドデータリストにも載っている、絶滅危惧植物も300種類含まれています。将来的には、500種類にまで増やしたいそう。
特定の植物や動物だけを守るだけでは、生態系の豊かさは保てず、地域の生き物全体を守ることが生物多様性の保全につながることも教えていただきました。
学習を受けた植物園会館2階からは、秋バラの咲き乱れるフランス式庭園も見渡せました。
学習の後はいよいよお楽しみの園内散策!
四角い型紙を額縁に見立てて スマホで撮影するプチイベントも好評でした。
木々が色づき始めた植物園で、参加者の皆さんは環境学習と秋の思い出をそれぞれ深めることができたのではないでしょうか?
【参加された組合員の感想】
・ご講演も分かりやすく、興味関心をもって学ぶことができました。園内の散策で普段は通り過ぎていた場所もガイドしていただき、楽しかったです。
・植物園の目的や成り立ちが聞けてたいへん勉強になった。お話もとても聞きやすく、分かりやすかった。絶滅に追いやるのも、守るのも人間という何とも言えない状況ですが、これ以上悪化しないように、個人でやるのは微力ながら、エコな生活を心がけたいと思う。
・植物園の大切な役割が理解できました。解説を聴きながら園内を回るのは、楽しかったです。戦後、進駐軍の住宅地になり、切られた木があったことを知り、豊かな緑のある植物園は平和だからこそと思いました。そして、今、ウクライナの植物園はどうなっているのかと考えてしまいました。
参加された方の投稿写真をご紹介します。
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