それまでの調査資料室を改め、理事長に木原正雄京都大学名誉教授・京都府生活協同組合連合会会長、所長に野村秀和京都大学教授を迎えて創立されました。かつて同志社大学生活協同組合が地域生協の発足に向けて支援を開始した頃、あわせて生協研究所の設立を構想していました。京都における生協運動の、積年の課題が実現しました。
6月26日に創立総会が、また、27日に「日本型生協運動は21世紀に生き残れるか」を
テーマに創立記念シンポジウムが開かれ、シンポジウムには150人余りが参加しました。
この研究所は、(1)くらしと協同にかかわる学際的な研究の追求、(2)生協組合員・職員が参加できる研究活動、(3)西日本の協同組合関係者や研究者の各地での研究活動をサポートする情報ネットワークづくりなどを目指し、今も公開講座や研究会など活発に活動を展開しています。