太古より人は、森林の手入れをしながら、生活に必要な資源を森林から得てきました。また森林は、雨水を蓄えて土砂流出を防いだり、多様な生物のすみかとなったり、良質の水ときれいな空気を育んで、魚・家畜・作物など、人間の食生活を豊かにしてくれました。それが、海外の安い木材や石油製品におされて放置され、森林は荒れてしまいました。結果、土砂崩れなどの災害が頻発し、地域住民の暮らしに大きな影響が出るようになりました。
こういった状況を改善しようと、2006年、公益社団法人京都モデルフォレスト協会が発足。同協会が中心になって、京都の森林を守り育てる京都モデルフォレスト運動が始まりました。森林の所有者(行政・個人)と企業・団体らが協力して森林づくりを進める中、京都生協も、1月13日、「森林の利用保全に関する協定」に調印し、亀岡市旭町の森づくりに取り組み始めました。