2008年11月17日
秋の環境連続講座 第2回の報告
■開催日 11月12日(水曜)
■会場 安田産業 長岡京工場
■参加者 34人
第2回目の講座は、長岡京にあるリサイクル施設「安田産業グループの大剛株式会社」の見学会でした。「循環型社会」を目指して、廃棄物をリサイクルする最新の状況を知ることができました。
<長岡京工場でリサイクルされている廃棄物>
◇廃プラスチック類・紙くず・木屑を原料に石炭に替わる燃料を製造。
◇1次処理された飲料缶を高品質の製鉄原料に再生。
◇再生処理が難しかった故紙を資源化するシステム。
◇賞味期間切れ等の廃棄飲料のリサイクル処理。
◇動植物性の残さを「飼料」や「肥料」に再生。
これらを最新の技術で実現した結果、「工場の中に入ったものがゴミとして出て行くことは殆どない」という言葉に参加者も感心していました。また、処理工程で出る汚水や煙も環境負荷を低減するように処置している様子も知ることができました。
ゴミの問題を考える上でリサイクルは大変重要な事です。私たち消費者には分別やリサイクル商品を優先して購入すること等が求められます。その前提は、もともとの所でゴミを出さないような暮らし方を意識することだと思います。引き続き「みんなでエコ!」しましょう。