<秋の環境連続講座 第一回学習会のご報告>
■開催日:10月22日(水曜)
■会場:せいきょう会館
講義形式での第一回講座。36人の方が熱心にメモを取りながら参加していただきました。
「地球温暖化防止とライフスタイル」では、京都府温暖化防止活動推進センターの木原さんから、「温暖化のメカニズムとその状況」について詳しく説明してもらいました。私たちのくらしの中でも1990年比で30%もCO2排出量が増えていること、そして、それに対して私たちにできることはまだまだあることを学びました。
↓木原さん 講義の様子
「3Rでゴミを減らそう」では、京都大学の浅利さんから、「ゴミの実態と私たちにできること」を学びました。
1人が1日に出すゴミの量は平均で1kg。その処理経費は、年間で2兆円にのぼります。家庭から出るゴミの中で、重量ベースで最も多いものは「食料品」であることにビックリしました。食糧自給率が40%という国でありながら大量の食品をゴミとして捨てている事実。どうなっているんだろう?
最後に、今のゴミ問題では、リデユース(発生抑制)とリユース(再利用)が重要であることを学びました。やっぱり『知る』ことは大切ですね!
ここで、みなさんに問題です。以下のクイズに挑戦してみましょう!!
Q1:部屋全体を温める場合、最もCO2排出量が少ないのはどれでしょう?(最近の機種)
1.エアコン 2.ガスファンヒーター 3.灯油ストーブ 4.電気ストーブ(電気ファンヒーター含む)
Q2:照明はつける瞬間に大きな電力を消費するので、すぐに使うことがわかっていれば、消さない方が省エネになる場合もありますが、はたしてその“すぐに使う”時間はどれくらい?
1. 1分 2. 5分 3. 10分
Q3:冷房よりも温度を下げないドライ運転は省エネになる?(最近の省エネエアコンの場合)
1.省エネになる 2.あまりかわらない 3.かえって電気をつかう
Q4:シャワーを浴びている時にかかるエネルギー、テレビ(100ワット)を何台つけておくのと同じくらい?
1. 1.8台 2. 18台 3. 180台
≪答え≫
Q1→1 Q2→1 Q3→3 Q4→3