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夏休みユニセフ親子ワークショップを開催しました

2010年8月 5日

開催日 7月27日(火曜)
会場 せいきょう会館

 今年の参加は5組12人と人数はやや少なかったのですが、小学1年生~4年生までの7人の子どもたちが元気に参加してくれました。日本ユニセフ協会大阪支部の学習ボランティアさん3人から、ユニセフの活動内容、ユニセフ活動を支える募金のこと、ボランティアさんが実際に視察された支援国の1つ、ブータンという国のことなどについてお話いただきました。
unicefworkshop03.jpg 続いて体験学習では、病気で脱水症状に陥った子どもの症状を改善する経口補水塩(水1リットルに砂糖小さじ2杯、塩小さじ半分を溶かした飲料。ユニセフ支援物資の中にも水に溶かして作るパックがある)を試飲しました。

 「まず~い」「変な味」という子どもの声も聞こえましたが、通常の水の25倍の速さで体内に吸収されるので、小さな命を助けられることを教えてもらいました。続いてネパールで実際に使用されている水がめを使って水汲み体験。でも重すぎて低学年の子どもたちは持ち上げることもできませんでした。こんな水がめを抱え、毎日2時間以上かけて家まで運んでいる小さな子どもたちが、世界にはまだたくさんいます。
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unicefworkshop04.jpg 続いて十分な栄養がとれずに餓死していく子どもの腕の太さに穴を開けた画用紙を見せてもらい、その細さ(直径約2センチメートル)に参加者全員がびっくり。自分たちの腕もメジャーで測り、こんなになるまで痩せて亡くなる子どもがいることに大きなショックを受けた様子でした。
 子どもたちからは、「(お水を)まいにちはこぶのはたいへんだとおもいました」「子どものうでの細さがびっくりしました」「(前に)100円ぼきん箱に入れました。まずしいところにすんでいる人に少しでもやくだってたんだと思いました」、大人の参加者からは「(子どもたちが)今の自分のいる状況のありがたさを認識してほしいなぁと思いました」「地域の取り組みとして考えていきたい」などの感想が寄せられました。