東ブロック
平和STUDY!親子でCooking!
伏見北行政区委員会
■開催日 8月3日(火曜)
■会場 京エコロジーセンター
■参加人数 子ども21人 おとな15人
毎年恒例となった夏のピースアクション企画。今回は、親子で「平和」の大切さや世界中の子どもたちのことを考える機会にしようと、平和の学習をしました。ラオススタディツアーに参加経験のある岩佐理事を招いて、そのときの現地の写真を見せてもらいながら、ラオスの人々のくらしや、水汲みなど家の仕事がたいへんで学校に行けなかったり孤児になったりする子どもたちの話を聞きました。
そのあと「ユニセフと地球のともだち」のビデオを見ました。栄養失調の子どもは世界中に1億3000万人。5歳になるまでに死亡する子どもは3万人以上。死亡原因の多くは、下痢や肺炎など予防できる病気。就学時期をむかえても、学校より労働を強いられる。そんな途上国のくらしを見て、子どもたちから「小学校に行かせてあげたい」「日本のようにしてあげたい」との感想が出ました。
つぎに場所をキッチンにうつして、お楽しみのクッキング。豆腐の副産物「おから」をつかった「おから団子の豚汁」にチャレンジしました。
ボールに、おから・片栗粉・水を入れてよく練り合わせ加熱するとモチモチとした食感の団子になります。
(1.材料をボールにいれて練る。2.ラップにつつんで棒状にのばし、レンジで加熱。3.冷めたら一口サイズに切る)
子どもたちは楽しそうに団子づくりに取り組み、また包丁で、大根・人参・油揚げを切りました。はじめて包丁をにぎる子もいて、お母さんたちにささえてもらいながら野菜切りにはげんでいました。
豚汁ができるまでの間は、絵本の読み聞かせ。「おひさまとおつきさまのけんか」(太陽と月がささいなことでけんかをはじめて世界が大変なことになっちゃったという話)と「ピースブック」(平和ってなあに?と問いかけて、日常のなんでもないことが平和で大切と感じる絵本)に、子どもたちはじ~っと聞きいっていました。
そしてお楽しみの試食タイム。ラップにつつまれた五穀米入りのご飯が配られ、みんなでおにぎりを作りました。豚汁に入ったおから団子はモチモチの食感で、「おいしい!」「モチモチや~!」と好評でした。
最後に、「おからチョコケーキ」をいただきながら、「ありがとうのえほん」の読み聞かせをし、おわりのあいさつとなりました。