両丹ブロック
昔の参詣道を登って成相寺まいりと府中の名所めぐり
宮津与謝行政区委員会
宮津与謝行政区では、今年度も、『地元のええもん再発見 知って、学んで、広げよう!生協の“わ”』をテーマに活動をすすめていきたいと思っています。今回、近くに住んでいながらなかなか行く機会のない、成相寺まいりと府中の名所めぐりを企画しました。
■開催日時:6月10日(金曜)
■集合場所:府中公民館
ケーブルや登山バスを利用すれば、簡単に参詣できるのですが、地元の歴史や自然に詳しい方に案内していただいて、1時間30分ほど登山道を歩き成相寺まで登りました。この登山道は本坂道とよばれ、古い時代から成相寺への参詣のために使われていたそうです。
落葉を踏みしめ坂道を登ると板碑や石物がありました。途中で見つけた枯れ木を杖に、倒木でできた自然のトンネルをくぐったり、おい茂った草をかき分け、昔の人の強い信仰心に思いを馳せながら、歩きました。
途中のバス通りでは、天橋立を眺めたり、野いちご摘みやわらび摘みができ、楽しく歩くことが出来ました。
成相寺では、それぞれでお参りをし、展望台まで上がる人あり、ベンチに腰掛けおしゃべりする人ありと自由に30分ほど過ごしました。
下りは、笠松公園までは徒歩でしたが、午後の名所めぐりに備えて、ケーブルを利用しました。そして、府中の公民館へ移動し、昼食休憩をしました。よさのうみ福祉会ベーカリーひだまりの丘のパンを初めて利用し、おいしくいただきました。
午後から、府中の名所めぐりに徒歩で出発し、麓神社、千躰地蔵、真名井神社を見歩きました。中でも、真名井神社は地場エネルギーが高いとされ、パワースポットとして多くのひとが訪れる場所となっています。芸能人も訪れているようです。当日も、水を汲みに来る地元の人や観光客と思われる人に会いました。また、波せき地蔵とよばれるお地蔵さんがあり、遠い昔このあたりにも津波が押し寄せたがここで、せき止めたという言伝えがあることも知りました。
当日は天気にも恵まれ、参加者全員無事行程を終えることができ、ホッとしています。