■開催日:7月23日・24日(7月30日・31日にも開催されています)
■開催場所:鳥取県美歎牧場他、鳥取県畜産農協・大山乳業農協施設
鳥取大山で開かれた、もーもーキャンプに参加しました。バス満席の参加者で、大人より子どもが多くにぎやかな二日間でした。前日まで心配していた空も、二日とも晴天で、持参した雨具がいらなかったこともさいわいでした。
バスの中は職員と実行委員の方達のご苦労で、子どもたちは喜びっぱなしで、つぎつぎとお楽しみが続き、子どもたちはたいくつすることもなく現地入りです。
着くなり牛肉をいっぱい盛った牛丼やカレーライスが目の前にならびました。そのあと牛肉処理場の説明です。大きな肉の塊(牛半頭分)が小さくカットされるところを窓の外から説明されました。
次は子牛の保育センター。かわいい子牛が各個室に入っており、手を出すと指に吸いついてきます。子どもたちもおそるおそる指を出し吸われるとキャッキャッと喜んでいました。見物人にびっくりして小屋の奥に逃げる子牛もあり、子どももいろいろ子牛もいろいろです。
美歎牧場に着き、モーモーキャンプ村の開村式。これから何が始まるかの期待で子どもたちはわくわく顔です。虹の旗の掲揚、40周年記念の植樹(さるすべり)を子どもたちだけで行ないました。(写真は植樹のようす)
テントは家族だけで張り、大変だけど楽しかったでしょう。入口に牛乳パックで作った手作りの表札を下げればわが家になりました。
今回の最高の行事が夕方のキャンプ場で始まりました。大きな牛肉のかたまりにワインかけ式、ナイフを入れる式、儀式をする子どもたちは事前に決められており、それぞれ真剣な顔で手を出していました。
待ちに待った夕食。鉄板でワインかけをした牛肉を小さく切り、食べたいだけ食べられます。ビールも飲み放題、私も呑めたらとしみじみ思いました。
日が暮れて、いよいよキャンプファイヤー。山の神様の子どもたちが火付け役。大きく燃え上がる火柱はとてもきれいで、山のふもとの人にも見えたと思います。
それから、かくし芸。みんな元気で次から次へと発表し、最後は時間切れになり、子どもたちはもっともっと発表したかったでしょう。(写真はかくし芸のようす)
朝はラジオ体操から始まり、山の涼しい風に吹かれながら手足を力いっぱい動かしましたが、人の目からどう映っていたか・・・
朝食のあと、グループ毎に搾乳体験をしました。牛の乳首が四つあることを始めて知った人もあり、あまりにも下手な乳しぼりに牛さんが時々「イヤッ」の態度を見せていましたが、子どもたちのあとからの感想では、一番よかったのは「乳しぼり」ということでした。
テントを片づけ掃除をして、子どもたちはアイスクリーム作り、親は生産者との会話の時間となりましたが、組合員一人ひとりに鳥取関係の方がついてくださったことに、生産者の気づかいがよく解ります。
私と対話していただいた方は大山乳業の方で、趣味は読書で遺伝子を知る内容が好きとのことでした。牛の生産者にぴったりの楽しみ方だと思います。
はじめから最後まで鳥取の生産者のあたたかい気持ちが満ちていました。この気持ちにこたえるために、私たち組合員は、もっと家庭の中に一種類でも多くの「大山」の名のついた商品を増やしていきたいと思います。
一番うれしいこと。バスでとなりの席のご家族が、京都に移り住んで日が浅く、初めて京都生協の行事に参加されましたが、最初からまわりの雰囲気が気に入って、今後の行事には必ず参加すると話しておられました。次の申し込みの時には必ず当選されますように。
(もーもーキャンプ参加組合員:田中)
※2011年度の「もーもーキャンプ」は7月23~24日、7月30~31日の2回行い、組合員さんとその家族、約100名が参加しました。