両丹ブロック
綾部市水源の里・古屋集落栃の実拾いボランティアに参加!
両丹ブッロク「古屋でがんばろう会」
■開催日時:9月19日(月曜)午前10時~午後2時30分
「水源の里」と呼ばれる綾部市上林地域にある、「古屋地区」は5世帯(80才代の女性5人と50才代の男性1人)が住む、京都府で一番小さな集落です。付近の山に群生する栃の木から採れる「栃の実」を使ったお餅やあられ、おかきを特産として地域の活性化にがんばっています。
最近は、80才代のおばあちゃんたちが栃の実を拾いに行くことができなくなってきました。そこで、代わりに栃の実を拾いに行き、地域の活性化を応援しようという人たちが「古屋で頑張ろう会」をつくり、古屋地区には日本各地からボランティアが集まるようになっています。
この7月に全世帯が生協に加入し班ができたことをきっかけに、地元の生協の組合員が古屋集落を応援しようと栃の実拾いのボランティアを呼びかけたところ、30人が古屋公民館に集まりました。京都市内からのバスでの参加者も含め、当日は過去最高の75人の参加がありました。
山道を登っていくと見えてきた樹齢500年~1000年の栃の大木に感動!あいにくの雨模様でしたが、時の経つのを忘れて栃の実拾いを楽しみました。
今回拾った栃の実は全部で55kgでした。今年は、古屋のおばあちゃんたちも経験したことがないほどの不作だそうで、昨年の10分の1くらいの収穫しかなかったそうです。
栃の実もちのぜんざいがふるまわれた昼食後に行われた交流会では参加者から「楽しかった、栃の木や古屋のみなさんにパワーをもらった、また参加したい」など、これからも継続して古屋集落を応援したいとの声があふれました。