西ブロック
平和のつどい・みんなで学ぼう ラ・オ・ス
西京行政区委員会
■開催日時:11月9日(水曜)午前10時~12時
■開催場所:コープらくさい集会室
「平和のつどい」を開催しました。今回はユニセフに着目し「みんなで学ぼう ラ・オ・ス」という副題をつけ、2009年度ユニセフ・スタディツアーに参加された洞井加奈子さんからその報告とユニセフ支援についての話を聞きました。
ユニセフは子供のための救済活動を行っている国連の機関ですが、いのちとくらしの平和を守る活動の一環として京都生協でも1989年からユニセフお年玉募金の取り組みを始め1991年からは「ラオス指定募金」の取り組みを続けているという話を映像を見ながら説明して頂きました。
ラオスはベトナムやタイなどに囲まれた所に位置する国で、写真で見るラオスの中心部は想像していたよりも整備されているなという印象を受けました。でも中心部から車で1時間ほど離れると道も舗装されていないドロドロ道で電気も家まで届いておらず安全な水も手に入れる事が出来ない状況だそうです。
しかしラオスへの20年にわたるコツコツとした支援は、5歳をむかえる前に命を落とす子供の数をかなり減らす事が出来たり子供が勉強出来る環境を整えたり等ラオスの子供たちにとっての問題が確実に改善される事を知り継続して支援していく事の大切さがよくわかりました。
まだまだ支援の行きとどいている所とそうでない所の格差が大きく、その格差をなくしていく事、そして将来ラオスの国・政府が自分の力でこういった整備を行っていくためには子供達が十分な教育を受けられる体制を作っていく事に重点をおいた支援活動が必要であると聞きもう少しみんなで応援を続けて行く事が大切だと思いました。
参加者からは
「ラオスの事がよくわかりました」
「支援募金の意味と重要さがわかりました」
「継続は力なりですね」
といった感想が寄せられました。
今日のお話は平和についてあらためて考えるきっかけになりましたが、これで終わりということではなくもっと関心を持ちもっとたくさんの人に伝えたり、募金に協力するなど自分ができる事は何なのかを今一度考えて行きたいと思います。
洞井さんのお話の前に平和の願を込めてパワーストーンで作るひょうたん型のストラップ作りました。
参加者にはストラップを2つお作りいただきそのうちの1つをメッセージカードと共に「被爆者をはげますつどい」のプレゼントとしてご提供していただきました。
材料の部品が小さかったのでコロコロ転がってしまったり、逆に付けてしまったて大騒ぎ!等といったてんやわんやもありましたがみなさん和気あいあいと楽しく製作されていました。
参加者からは
「思ったより簡単でした」
「楽しかった」
「かわいいストラップができました」
「このストラップを見てラオスの話を思い出します」
といった感想を頂いています。