伏見区東部行政区委員会
■開催日時:9月20日(火曜)午前10時から12時
■開催場所:石田集会室
総代7人と行政区委員7人の参加で、CO-OPキャノーラ油一番搾りやCO-OPエキストラバージンオリーブオイルなどを取扱っているJ−オイルミルズの「油の学習会」を開催しました。
油の基礎知識、油の劣化、取り替え時、保存方法などの話を聞いたあと、専門の調理人による「おいしい天ぷらの揚げ方」の実演&試食がありました。えび、サツマイモ、舞茸、アスパラガス、かき揚げなど、どれもサックリと揚がって大変おいしく大好評でした。
参加者からは、「いろいろな食品に油が含まれている事がわかった」「なかなか料理を実演で教えてもらう機会はないのでとても勉強になった」「天ぷらの揚げ方は〝目からうろこ″がたくさんあり、特にかき揚げは家で作ってみたい」などの感想がありました。
総代と行政区委員の交流もでき、とてもなごやかな学習&試食会でした。
<油の保存方法>
1.直射日光や蛍光灯などの光をさけ暗くて涼しい所に。冷蔵庫に入れると風味やにおいが落ちるのでやめましょう。
2.揚げ物に使用した油は熱いうちに、ろ過し冷まして保存容器に。揚げ物をした後、そのままにしておくと酸化が促進されます。早めに使い切りましょう。
<天ぷらの揚げ方のコツ>
〔溶き衣の材料〕
粉・・・天ぷら粉を使用。薄力粉よりサクッとした衣ができます。
水・・・5~10度の冷水(氷水)を用意。
卵・・・卵黄のみ使用。風味良く仕上がります。
〔溶き衣の作り方〕
約500~600ccの冷水に対して、卵黄1個を加えてよく混ぜた卵黄冷水を作ります。
溶き衣は、天ぷら粉1:卵黄冷水1.5~1.6
天ぷら粉100グラムに対して卵黄冷水を150cc加えてよく混ぜ、濃ければ冷水を追加。
又、衣に甘みを出す隠し味として、冷水に塩ひとつまみ程度入れて溶く。
*正確に作るには天ぷら粉は計量器、水は軽量カップではかりましょう。
〔打ち粉〕
揚げ種を溶き衣につける前に、薄くつける事。打ち粉は揚げ種の水分を吸収し、溶き衣の付着性を良くして油ハネを防止するのに必要。同じ天ぷら粉を使用。
〔揚げ方〕
油は160~170度(溶き衣を数滴落とし、底まで沈んでから浮き上がる)
揚げ種に打ち粉をし、溶き衣をつけ揚げます。一度に多く投入すると、油温が下がりすぎベタつきの原因になります。適正量を入れ適温を維持する事が大切。
<和風だしのジュレの作り方>
A.市販のめんつゆ(ストレート)・・・250cc B.しょうが(チューブ)・・・小さじ1
C.片栗粉1:水1 ・・・大さじ2
A.とB.を火にかけ、最後にC.を入れてとろみがついたら出来上がり。