くらしの助け合いの会2011
コーディネーター研修会を行いました
2011年12月 1日
コーディネーター研修会「地域福祉とくらしの助け合いの会」
■開催日時:11月18日(金曜)午前10時30分から12時30分
■開催場所:きぬがさ会館2階会議室
■参加人数:18名
講師に佛教大学社会学部教授岡崎祐司氏をおまねきし、「地域福祉とくらしの助け合いの会」についての講演を行っていただきました。
京都新聞の「ひとりじゃないよ」の連載記事を主な教材にして、つながりが薄く孤立している人が増えているといわれている中で、どのように救われたのかをいくつか事例にとり学習を行いました。
介護している人自身への支援も必要なことの事例からは、「認知症の母親に対する家族の介護のさい、病気とわかっていても心がついていかず、ぶってしまった。熱心に介護をやっているのに、よかれと思ってやっているのに介護者にかえってくるものがなく、うまくいかないため思わず手をあげてしまう。」という介護者の怒りやしんどさ、葛藤によりそうことの大切さを学びました。
くらしにある問題や困難を身近なくらしの目線でとりあげ、助け合いながら共感をひろげ、居場所づくりを多様に生み出す可能性と期待を込められた学習会でした。