京たんごぼたん・もみじ比治の里は鳥獣害対策の一環で、捕獲された猪や鹿を食肉利用する為に建てられた施設です。農作物への被害金額が激減したことや、食肉加工や販売に関する努力や苦労について聞きました。ぼたん・もみじともにお肉の評判は上々とのことでした。奈良の社会福祉法人と協力して『京丹後　鹿もみじカレー』・『京丹後　猪ボタンカレー』に加工し、販売中。
　京丹後製茶株式会社は市も出資する製茶工場です。主に市内の国営農地で生産された茶葉を、荒茶、てん茶(抹茶の原料)に加工しています。
　両方施設とも発展途上の事業ですが、市民の税金を使って運営されている施設です。経営面ではまだまだ厳しい状況であることが分かりました。期待をこめて見守りたいと思います。
　
　丹後ジャージー牧場「そら」で新しくできた石窯ピザを試食しながら昼食交流しました。丹後支部エリアの牛乳交流会ではいつもお世話になっていた牧場がドンドン綺麗におしゃれになっていくのに参加者も感動。平林ご夫妻のお話を聞きながら、おいしいピザをほおばりました。

　最後は≪コウノトリ≫の見学。川上地域に住み着いたコウノトリに2世が誕生し、今せっせと子育て中とのことで、邪魔をしないように、用意していただいた望遠レンズでそっと覗いて、そっと歓声を上げました。コウノトリと共生できる、自然の環境に優しい農法に取り組む工夫を聞かせてもらいました。

　いつもながら、濃くて有意義な一日になりました。