南ブロック
軍都伏見の戦跡をめぐりました
八幡行政区委員会
■開催日時:11月12日(月曜)午前10時~午後2時
■開催場所:京阪藤森駅~京阪墨染駅周辺
戦争遺跡に平和を学ぶ京都の会足立恭子さんに伏見深草一帯を案内・説明していただきました。
写真左:師団橋の石碑、右:聖母女学院前で記念撮影
写真左:第2軍道師団橋に残る陸軍の星マーク、右:昼食懇談
【参加者の声】
・伏見・深草一帯は今も「師団街道」の名称が残り、街のあちこちに陸軍第十六師団の跡がありました。終戦になり軍の跡地が自衛隊の駐屯地になりそうだったのが、地域の人々の運動によって「京都教育大学」「聖母女学院」「龍谷大学」など学校にして勉学の街になったという説明を聞き、当時の人々の「もう戦争はイヤだ」という気持ちがよくわかりました。
・歴史が苦手な事もあり、知らない事だらけです。しかし、足立先生と一緒に戦争遺跡をめぐりながら学べるので、本当に現実にあった過去の事実が感じられました。
・普段何気なく通り過ぎる街のそこここにも、戦時下の日本の負の爪痕が残っていることを今回、再び知る事が出来ました。一緒に伺った足立先生のお話に同行の戦争経験者の経験に基づくお話しが肉付けされ、表現は適切でないかもしれませんが、贅沢な勉強会でした。
・軍隊は広大な土地を長期間にわたってとりあげて、お国のためといって莫大な費用を投じて軍隊を維持していたのだと言うことがよく分かりました。そのために住民は大変な犠牲と苦しみを背負わされた事もよく理解できました。聖母女学院が一般市民に本館の歴史など語りついでおられるのには驚きでしたが今後もずっと続けて欲しいと思いました。