そのあと子ども達が、慣れない手つきで餡を包んだり細工したりと“小さな職人さん”の表情は真剣そのもの。やがて「できた！」「かわいい！」と歓声があがります。
　大人達も茶巾で花びら作る・きんとん生地をお箸でやさしくつける、と繊細な作業には苦戦した様子。なかには、もっと作りたくなった子どもが大人の分も作ってしまった組もあったとか（笑）
　完成したお菓子は色彩と季節感にあふれ、本当にどれも美味しそう！子ども達は「早く食べたい！」と待ちきれない様子でした。この体験をきっかけに少しでも多くの人が『京菓子』により興味をもってくだされば嬉しいです。

写真左：うさぎ、右：さくら

写真左：黄桜（ろうばい）、右：松上の鶴（しょうじょうのつる）
＜参加者の感想＞感想文アンケートより
・とてもたのしかったです。ねんどみたいでした。またつくりたいです。早くたべたいです。
・初めて和菓子を作って、色の美しさや形の繊細なことに触れて、とても楽しい経験になりました。
・いつも和菓子を嫌がって口にすらしない子ですが、初めて自分で作ったら“おいしぃ！”と言って食べていました。今後は和菓子を喜んで食べてくれると思います。