南ブロック
豆腐学習会を開催!
八幡エリア会
■開催日時:9月30日(火曜)午前10時から12時
■開催場所:コープ男山
■参加人数:16人
豆腐の説明を聞き,さらに、試作・食べ比べをすることによって,組合員さんと交流しながら,豆腐についての理解を深めようと、さとの雪食品(株)を招いて学習会を開催しました。
さとの雪食品(株)さんに,豆腐づくりに対するこだわりを教えていただき,2種類の凝固剤,にがり(塩化マグネシウム)と,すまし粉(硫酸カルシウム)でそれぞれ豆腐をつくり,食べ比べをしました。
実際にとうふ作りを体験してみて,凝固剤としてにがり(塩化マグネシウム)を使うと、甘みのあるとうふになるが、早く固まるので均一でなめらかにつくるのは難しいことがわかりました。工場でにがり100%で作るには,豆乳を冷やした状態でにがりを入れるなどの工夫も教えていただきました。
1982年「にがり充填とうふ」生産開始にあたり、にがり100%,消泡剤は使わない、大量生産で安くという3つの京都生協からの要望を実現してくれたのは、さとの雪食品(株)さんだったという、京都生協とのつながりを聞きとても興味を持ったという組合員さんもいました。
大豆は契約栽培(滋賀県と九州)で、100%にがりを使用、消泡剤の不使用といった素材、製法へのこだわりや、異物検査にはガラスや細い針金なども検出可能なX線検査、遺伝子組み換え大豆の自社検査など安心安全への取り組み。容器とフィルムの両方にミシン目をつけ分けやすくする工夫などを知り、さとの雪食品(株)さんを応援したくなったという声が多くありました。
他に、残ったとうふの保存方法や冷凍するとどのようになるのか、容器から上手に出すコツなど、豆腐は身近な食材なので関心も高く質問・意見も活発に多く出ました。