第二次世界大戦中、旧加悦町の大江山ニッケル鉱山で悲惨な強制労働を強いられた元イギリス兵捕虜フランク・エバンスさんの手記をもとにした紙芝居です。40分間という長い紙芝居でしたが、みなさん熱心に聴いていただきました。初めて聴くという方ばかりで、地元で起こったことなのに、知られていない史実を伝えることの大切さを改めて感じ、平和について考え合う良い機会になったのではないでしょうか。

＜参加者の感想＞
・私が住んでいる町でこんな悲しい過去があったなんて知りませんでした。今も世界のあちこちで戦争が行われています。日本は今とても平和で戦争のことについても私達や親世代、そして、子供達の世代は無関心になりがちです。ぜひ、たくさんの子供達や町の皆さんに語りついでいってもらいたいなと思いました。
・地元に住んでいながら初めて拝見しました。とても良かったです。平和になった世の中に育ちました。二度とこのような悲劇が起きないよう何ができるのか考えなければ…と思いました。
・一度見たいと思っていたのでとても良かったです。話の内容もわかりやすく絵もよくて紙芝居の中に引き込まれてしまい“あっ”という間の４０分間でした。　戦争当時の様子と人との出会いなど、いろいろと考えさせられる出来事を改めて知ることができて良かったです。