ぽらりすは、緑豊かな木津川市の一角で、小学校や幼稚園と隣接した民家を利用した事業所です。
玄関を入ると、早速スタッフさん・利用者さんが明るく笑顔でお出迎えして下さいました。
最初に事務室で所長さんから、ぽらりすの設立の経緯や障がい者福祉の現状、第38次国会請願署名のお話しなどをお聞きしました。福祉事業費の削減、支援の地域格差、また事業所・施設数の不足など問題点も多くあり、日本の福祉の厳しい状況も知らされました。

次に作業場に移動し、10名ほどの利用者さんがスタッフさんと分担をしながら綺麗な割箸つまようじセットを作っている様子を見学。それぞれが自分の仕事を黙々と進め、作業分担がきっちりできでいることに感心しました。
その後、一時作業の手を休めていただき、持参した飲み物とお菓子でプチ交流会。
自己紹介の時ははにかんでいた人も徐々にいろんな話を聞かせて下さり、今回は室内の軽作業でしたが、農作業や木工作業などのことも説明して下さいました。
別れ際には皆さんで玄関までお見送り。「またきてね～！」と満面の笑みで声を掛けて下さいました。
あっという間の一時間の訪問でしたが、福祉施設の厳しい現状とそんな中でもおもちつきやお祭り、花見、紅葉狩りなどの楽しい行事も取り入れ、スタッフさんの努力も垣間見えました。
そして何より、利用者さんの生き生きとした楽しいそうな雰囲気に、ここは本当に良い環境なんだなと思いました。
さて、これから私たちに何ができるだろうか？まずは署名を集めに行こうと思います。

　《感　想》
・近くに住んでいるのに何も知らなかった。話を聞いて短い時間でしたが、交流ができて良かった。
・署名活動やイオンの“黄色いレシート運動”などで少しでも私達にできる事をやっていきたい。
・今回の交流をきっかけに定期的な交流をしていけたらと思います。