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防災出前講座を開催!

2015年3月 7日

宇治・宇治田原エリア会
■開催日時:2月23日(月曜)午前10時から12時
■開催場所:コープ宇治神明 第1教室
宇治市市長公室危機管理課の大園さんを講師に招き、自主防災・水害・地震災害について、過去の事例(阪神大震災・宇治市の自然災害など)をもとに、実際に災害が起こった時の準備や対応を教えていただきました。
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宇治で、大きな被害が懸念されているのは地震で、南海トラフ地震が実際に起こった場合、宇治は震度6強と予想されています。
150303bousai01.jpgその時、物資の流通経路が遮断されたり、国は被害の大きな地域から支援を行うため、十分な物資が来ない可能性があり、そのためにも、各自で備蓄することが必要であることがわかりました。また、備蓄は、災害用に用意するというよりは、ところてん方式(賞味期限が切れないように使っては買う)で常備することや、「なくては困るもの・自分でしか用意できないもの(オムツ・メガネ・薬・身分証明など)」を念頭に準備することが大切だということを知りました。
平常時にはわかっていても、いざという時にはパニックになって動けなかったという報告があるので、そうならないためにも事前に防災意識を高めておくことが大切だということでした。

【わかったこと】
150303bousai02.jpg・地震が起きたら、まずは机の下に避難!その後、ガスの元栓を閉めるなど二次災害を防ぐ。
水害は、高い場所に!避難場所もしくは、2Fに垂直避難する。
*避難する場合は戸締りを忘れないこと!!
・普段から倒れてきそうなものの近くには寝ない(圧死防止)、家具の転倒防止策を行う。
・避難行動は、水害・地震においても、災害の度合いによっては、必ずしも避難場所に行く必要はない。垂直避難(2Fに避難)、物資を取りに行くだけという選択肢もある。
・情報ツールを知る。テレビ、ラジオ、メールなど 京都府防災・防犯メールへの登録。
・いざという時に備え、家族で話し合ったり、取り決めを行っておくことが大切。

【参加者の感想】
・今後30年で交通事故、火災に合うよりも、もっと高い確率で南海トラフ地震は起きるのだと思うと、もっと意識して備えをしないといけないと思った。地震での死亡原因の90%近くが家屋・家具の転倒による圧死と知り、防災を考えることで救える命が多くあることがわかってよかった。