■開催日：3月7日（土曜）
■開催場所：みやこめっせ地下1階大会議室
この日のために北ブロックでは９月から実行委員会を立ち上げ、“未来をつくる子どもたちへ 伝える想い、広がる笑顔”をテーマに、ユニセフ学習会、親子向けのユニセフ企画、チラシ作り、募金の呼びかけ、贈呈式の準備などを進めてきました。
贈呈式当日は、共同作業所あおい苑の皆さんによるハンドベル演奏でオープニングを飾っていただきました。心に響くきれいな音色が会場に響き渡り、演奏後は盛大な拍手に包まれる素敵な演奏でした。
次に在京都ラオス人民民主共和国名誉領事の大野さんから、京都生協が長い間ラオスに支援し続けてきた歴史と、そのことが京都市動物園への象の寄贈につながったとのお話を伺いました。
そして贈呈式に参加してくれた子どもたち全員で、日本ユニセフ協会の石尾さんにお年玉募金の目録を贈呈しました。
続いて１９９６年にラオススタディツアーに参加した岡本さんから、「ラオスの子どもたちを見つめて２５年」と題して、今までの京都生協とラオスの歩み（ラオス指定募金に取り組み始めた経緯、支援の広がり、スタディツアーの様子、ラオスの暮らしなど）を報告していただきました。
京都生協がラオスの指定募金に取り組んで２５年。今年度いっぱいでユニセフの指定募金を通してのラオス支援が終了するため、石尾さんからはラオス指定募金の成果について報告（ラオスの生活環境の改善（飲み水、トイレ）や子どもたちの初等教育の充実、５歳未満児死亡率の減少など）を受けました。また来年度の支援先であるミャンマーの紹介と、具体的な支援プログラムについて教えてもらいました。
この贈呈式には約120名の参加があり、大きな取り組みとなりました。２０１４年度のお年玉募金の総額は5,005,363円で、そのうちの300万円をラオス指定募金として、残りをエボラ出血熱緊急募金として日本ユニセフ協会に送りました。
実行委員会のメンバーとして半年間活動してきて、ユニセフの活動と京都生協の取り組みを詳しく知ることができ大変勉強になりました。そして１人１人の組合員さんの想いが集まり、途切れることのない継続した支援を行うことで、１つの国の未来を変えていくほどの大きな力になることを実感しました。子どもたちの未来にたくさんの希望と笑顔が広がることを願い、京都生協のユニセフの取り組みが更に大きな輪となり広がることを強く願いました。
ご協力・ご参加いただいた皆さん、たいへんありがとうございました。
