西ブロック
■開催日時:5月12日(火曜)午前10時から午後3時
■開催場所:TOTO滋賀工場見学&佐川美術館
西ブロックで、「TOTO工場見学&佐川美術館」のバス企画を、組合員さんに広くよびかけたところ、30名の募集に対し、100名を超えるお申込みをいただきました。
急遽、TOTOさんに参加枠を45名に増やしていただくことができましたが、それでも2.5倍の倍率で抽選となりました。
1917年創立のTOTOさんは98年の歴史があり、「国民の生活文化を向上させたい」「健康で文化的な生活を提供したい」という創立者の強い信念は、グループ企業理念に受け継がれています。毎日使うトイレのエコ(節水)は節電につながり、環境に優しい快適なくらしを応援してくれるのです。
DVDを使った説明の後で、衛生陶器(便器)の製造工程を間近に見学させていただきました。会議室や通路、トイレの中も、床はピカピカで、働いている職員さんの気持ちのよい挨拶にも感動しました。近代的なロボットや機械の力と、丁寧な手作業によって仕上げられている便器を目の当たりにして、TOTOさんの製品の素晴らしさが実感できました。「とても参考になった」「こだわりのものづくりとエコの熱心さが印象に残った」などの感想も聞かれました。
昼食休憩の後は、30分ほどバスで移動して「佐川美術館」に到着しました。あいにくの雨模様となりましたが、水庭にたたずむ美空間に入ると、時間が止まったように感じました。平山郁夫氏などの常設展の他、放浪の天才画家「山下清展」が開催中で、1時間30分があっという間に過ぎていきました。
はじめて組合員活動に参加された方が多くおられましたが、バスの中では組合員同士の交流が楽しく広がっていたようです。最後に「コープクラブ」についての説明や、今後の取組みの予定もお知らせしましたが、早速に「クラブをしてみたい!」の声が上がり、事務局にとっても、嬉しい一日となりました。
<参加者の感想より>
・TOTOは日本の誇る職人のこだわりが垣間見えて嬉しい見学でした。職員の皆さんへの会社の行き届いた教育が感じられて学ぶことも多かったです。
・便器が出来上がる工程を目で見ることによって、いいものは素晴らしいと思いました。今後、家の便器が悪くなった時は、一番にTOTOを利用したいと痛感しました。
・大いに勉強、参考になりました。便器がこんなにも多くの工程を経て生産されているとは驚きでした。
・佐川美術館はデザイン自体もものすごくキレイで素敵でした。雨でしたがそれもまた嬉しかったです。
・絵は勿論ですが、飾らない山下清の文章をついつい読んでいるうちに時間が足りなくなりました。
・日々の生活に密着しているトイレ事情、そして日常生活を豊かにおくるための心の栄養と、満喫できた一日でした。