西ブロック
今年も「しゃくなげ共同作業所」を訪問しました!
京北エリア会
■開催日時:8月10日(月曜)午前9時30分から12時
■開催場所:しゃくなげ共同作業所
京都生協と「きょうされん」が協定書を締結してから25年目。京北エリア会では、3年連続で「しゃくなげ共同作業所」を訪問し、交流と自主製品作りの体験をさせていただきました。
2002年3月に「京北町障害者福祉計画」が決められ、2004年4月に「しゃくなげ共同作業所」ができました。2008年の障害者自立支援法設立に従い「特定非営利活動法人(NPO)しゃくなげ」に再編され、2011年11月には「就労継続支援B型」に移行して、2012年12月には「グループホームやちよ荘」も開所されています。共同作業所の現状について、いろいろお話を伺いました。協定書に書かれている『すべての人間が大切にされる平和な社会をつくる』ことの大切さを、改めて思いました。
その後、施設を案内していただき、自主製品作りをされている様子も見学しました。利用者さんは細かい作業をコツコツとされていましたが、時給に換算すると、いい時で130円とのこと。もっともっと自主製品が売れて、賃金も上がるといいのになぁ...と思わずにはいられませんでした。
職員の方に指導を受けながら、自主製品作りを体験しました。ナンテン(難転)の木の枝に乗る9匹の猿(去る)⇒「苦難去る」置物作りです。とても細かい作業でしたが、猿の頭の部分に風船カズラの種をつけると、1匹1匹の猿の表情が変化し、枝の上に9匹を乗せると可愛い仕上がりになりました。
エリア会では作業所さんを応援する気持ちも込めて、製作キットを購入してみんなで仕上げ、被爆者を励ますつどい用のプレゼントにすることになりました。
<参加者の感想より>
・作業所に通っている人は、やりがいのある仕事をしていることがわかった。もっといろんな人に見学に来てもらえたら、理解も深まると思う。
・自主製品のデザインが素晴らしく、作品のレベルが高いと思う。販路がたくさんあるといいのに...。
・細かい仕事を一生懸命にされていてすごいなぁ。もっと賃金が上がるといいのに...。
・旧小学校が施設利用されていて良いと思う。