西ブロック
■開催日時:8月4日(火曜)午前10時から12時
■開催場所:ガレリア亀岡
「夏休みの宿題」お手伝い企画第2弾は、京都生協LPA(ライフプラン・アドバイザー)の会のみなさんを講師に、「おこづかい帳のつけ方」を子ども対象に、「ちゃんと見えてる?わが家の"お・か・ね"」は大人対象にと分けて開催しました。
小学1年~6年の子どもたちが3つのグループに分かれ、すごろくを使った"おこづかいゲーム"をしました。新学期には文房具を買ったり、お正月にはサイコロの目×1,000円のお年玉がもらえます。緑のマークに止まった時に自分にできるエコを発表したり、黄色のマークに止まった時にがんばったことを発表するとシールがもらえ、そのエコポイントやがんばりポイントはゴール後、おこづかいに加算される仕組みです。ゴールに到着した順番でもらえる賞金が違うので、ついゲームにも力が入ります。
子どもたちは、ゲームを楽しみながら、おこづかい帳に入ったお金、使ったお金、残りのお金を書いていくのですが、電卓の使い方も講師のみなさんがやさしくサポートしてくださいました。最後には、認定証とおこづかい帳がプレゼントされ、「1等になったからたのしかった」「これからも、しっかりおこづかいちょうに、まい日つけたら、やくだつことがわかりました」などの感想がありました。
大人の教室では、家計を見える化することで、「おかね」を管理する方法を学びました。収入がなかなか増えず、土地も値下がりすることもあり、保険の貯蓄性も薄れるなど、時代とともにお金の常識も変化してきました。保険会社などの運用予定利率は、昭和60年当時6.25%でしたが、今年の7月1日からは0.75%と、1/8以下まで下がっているそうです。
家計管理の目的が、「家族の幸福や家族の夢がかなうこと」だとすると、未来の夢を家族で語りあうことも大切です。手取り収入や年間収支を把握してわが家の現状を知り、赤字の場合は現状を見直す必要があります。先取りの計画貯蓄への切り替えや、生命保険では生命保障部分をライフステージごとに見直すことがカギです。住宅ローンの借り換えポイントや、クレジットカード利用の落とし穴なども含め、今のくらしをチェックするためのヒントをたくさん学ぶことができました。
(参加者の感想より)
・物をかったり、お金をだしたり、かくことがだい事だとわかりました。メモをしたりしたら、わかりやすくてよかったし、なにをかったか、何円つかったかがわかってよかったです。
・4位じゃなくてよかったし、おもしろかった。おこづかいのいみが、きちんとわかりました。
・おこづかいをもらったりしたら、おこづかいちょうに、ちゃんとつけようとおもった。
・家族のライフプランを考えたいと思いました。考えるきっかけ、たくさんのヒントが得られました。
・一番見直しが必要なのが保険だということがわかりました。