福祉ボランティア活動交流会実行委員会
■開催日時:11月17日(火曜)午前10時から12時30分
■開催場所:せいきょう会館
■参加人数:20人
今年度は、昨年度の「地域のつながりづくりのワークショップ」を受け「居場所づくり」に焦点を当てた取り組みをすすめています。
実行委員会のメンバーで北区の「衣笠シニアいきいきクラブ」と左京区では「下鴨いきいきクラブ」のふたつを立ち上げることができました。
地域で独居の高齢者が増えてくる中で行政でも居場所づくりに力を入れてきていて補助金の用意もされています。
それらを受け京都生協でも居場所づくりがひろがるように居場所について学んでみようということで企画しました。
移動販売車の実施にもご協力をいただいた洛西福祉ネットワーク理事の斉藤さんをおまねきして、居場所のネットワークづくりについてお話をおききすることができました。
30年前のニュータウンラッシュの中でできた洛西ニュータウンも空き室がふえると同時に住居者の高齢化がすすむ中、今後どう住みやすい地域にしていくかを取り組まれています。
その一環としてお買い物にも不便になっている地域を少しでも便利にとの思いでコープの移動販売車を走らせるためにご尽力いただくことになりました。
もう一つの報告は上京の「わいわいがやがや」さん。だんだん歩くのも不自由になってくる中、近くで集まろうということで毎月10人程度で活動され、すでに15年も続いています。陶芸をされているメンバーのお茶碗をめでながら抹茶でおしゃべりが始まるそうです。力をいれずに自由におしゃべりを楽しむ身近なスタイルの居場所です。地域づくりにつながるダイナミックな居場所づくりと身近な居場所づくりのお話しが面白かったです。
お話をおききしたあと「自分の周りの気になる人、気になること」「こんな居場所があったらいいな」をテーマにグループでおしゃべり。
「近所に独居の老婦人がおられ、シルバーカーを押して公園へ来て座っておられる」「独居のおばあちゃん、足が悪くなっている。外出しないし、どう過ごしているんだろう?」など周りの気になる人が話題に。「老若男女が集まれる気軽な居場所があったら・・・」「男性も集えるような場所がいいよね」など居場所のイメージもたくさんでてきました。
これをきっかけにそれぞれの地域で居場所ができてきたらいいですね!福祉ボランティア活動交流会の実行委員会を毎月せいきょう会館でひらいているのでそこに参加いただいて励まし合いましょう!いっぱいおしゃべりしましょう!